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基礎知識

自宅からインターネットに接続するには

回線の種類

インターネットに接続するためには、ISP(インターネットサービスプロバイダ:通称プロバイダ)と呼ばれるインターネット接続を提供する企業と回線をつなぐ必要があります。

接続する回線の種類には「電話回線」「CATV回線」「光ファイバー回線」などが一般的に使用されています。それぞれの回線によって、パソコン以外の必要な機器は変わってきます。

電話回線による接続

電話線による接続はインターネットの黎明期から行われており、現在では大きく分けて「一般(アナログ)回線」「ISDN回線」「ADSL回線」の3種類の接続方法が選択できます。厳密に言うと「ADSL回線」は「アナログ回線」なのですが、契約の形態やデータの転送速度が違うので別のものとして扱います。

ここでは「一般(アナログ)回線」と「ISDN回線」について解説します。「ADSL回線」は別章「BフレッツとADSL」で解説します。

1. 一般(アナログ)回線による接続(必要な機器:モデム)

モデムを通じてプロバイダへ接続します。パソコンとモデムは電話用の線を使いつなぎます。モデムは他の接続形態で使われる「ケーブルモデム」や「ADSLモデム」と区別するために「アナログモデム」とも呼びます。

現在販売されているパソコンでは、アナログモデムを内蔵しているものが多くあります。しかし今後は、ADSLの普及により、アナログモデムが必要なくなり、内蔵されるパソコンが減少する可能性があります。

この接続の特徴はモデムを通じてプロバイダへ電話をかけるようにして接続するため、使った時間に比例して電話代がかかる他、ADSLなどが普及した現在ではデータの転送速度が遅いということがあげられます。

2. ISDN回線による接続(必要な機器:ターミナルアダプタ)

ISDNとはデジタル式の電話回線の規格で、日本ではNTTから「INSネット64」という名前で提供されています。電話回線1回線で2回線分として使え、インターネットに接続しながら電話をかけるという使い方もできます。

プロバイダへの接続は「一般(アナログ)回線」よる接続と同じように、ターミナルアダプタを通じてプロバイダへ電話をかけるようにして接続します。パソコンとターミナルアダプタは電話用の線を使ってつなぎます。

速度については「一般(アナログ)回線」よりも少し速くなりますが、ADSLなどと比較するとかなり遅いです。また、「一般(アナログ)回線」よる接続と同じように使った時間に比例して電話代がかかりますが、「フレッツISDN」というNTTのサービスを使うと、一月あたりの定額料金で使うことができます。

必要な機器に関して、以前はターミナルアダプタ以外に「DSU」が必要でしたが、最近ではターミナルアダプタに内蔵されていることが多いため、別途用意する必要はありません。また、ターミナルアダプタの代わりに「ダイアルアップルータ」と呼ばれる機器を使うと、複数のパソコンからインターネットへ接続することができます。パソコンとダイアルアップルータはLANケーブルをつかってつなぎます。

CATV回線による接続

(必要な機器:ケーブルモデム
  →ほとんどがプロバイダからのレンタル)

CATV回線による接続は、パソコンとケーブルモデムを使い、ケーブルテレビ用の回線を通じて、プロバイダへ接続します。一般的にプロバイダはケーブルテレビ会社もしくはその提携会社となります。

ケーブルモデムとパソコンの接続はLANケーブルをつかいます。また、パソコン側にはLANポートが必要になります。数年前のパソコンの場合はLANポートがないことがあります。そのときは、パソコンにNICを増設する必要があります。

データの転送速度はケーブルテレビ会社によって異なりますが、ADSL回線と同等の速度で使えるところが多くあります。

光ファイバー回線による接続

光ファイバー回線による接続は、NTTの「Bフレッツ」が代表的です。「Bフレッツ」については別章「BフレッツとADSL」で解説していますので、ここでは省略します。

 

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