設備資金貸付・設備貸与制度のご案内
記事更新日.09.06.01
■お問い合わせ先
あいち産業振興機構 経営支援部 設備投資支援グループ
〒460-0002 名古屋市中区丸の内三丁目1番6号
愛知県産業貿易館 本館 4階
TEL 052-231-6162 / FAX 052-211-1470
■はじめに
財団法人あいち産業振興機構の前身である財団法人愛知県中小企業振興公社の設立と同時に事業を開始した設備貸与制度とその当時、すでに愛知県で実施していた設備近代化資金貸付制度(現在の設備資金貸付制度)を、現在では経営支援部設備投資支援グループで行っております。両制度の基本的な業務内容は、変わっておりません。
設備貸与制度は、今年度で38年目に当たり、その設立当時は、5年償還の機械割賦制度しかありませんでしたが、その後コンピュータ付設備の普及により、先端設備を導入する中小企業者に対して7年償還できる先端割賦制度が追加され、61年にはリース制度を創設しました。予算規模も設立当初は3.2億円から始まり、ピーク時には34億円規模に拡大、多くの中小企業者の方々に貸与してきました。
 

設備資金貸付制度につきましてもピーク時は、42億円という資金を確保、設備貸与制度とも愛知県が全国1位の規模を誇っておりました。
また、現在も設備資金貸付・設備貸与制度ともリピータ企業が県内に多く、この制度を頻繁に利用していただいております。今年度(21年度)は、設備資金貸付制度は20億円、設備貸与制度は15億円を予算措置し、実施しております。

 
■設備資金貸付制度と設備貸与制度の留意点について
基本的な目的は、小規模企業者の創業及び経営基盤の強化に必要な設備を促進するため、設備資金を貸付ける設備資金貸付制度とその必要な設備を機械販売業者から当機構が買受、低利率で分割購入していただく設備貸与制度の割賦販売と3〜7年の期間を設けて賃貸するリース制度の二種類三品目のメニューであります。
一言で言うなら、設備資金の原資を貸付けるのか、物を貸与し分割で購入するのかの違いです。
 

 

 
■制度のしくみ

1.必要資金の調達方法について設備資金貸付制度は、設備投資に際し、※1/2の資金を自己調達しなければならないのに対し、設備貸与制度は、割賦の場合、設備額の※約1割程度の資金が必要で、リースについては必要な資金は不要です。
(※についての詳細は別途参照のこと)

設備資金貸付制度の強みは、設備資金の半分は無利子ですが、国の会計検査院の立ち合いが入ることがあります。
また、設備貸与制度は、全額※1機構が負担するため資金の調達は不要ですが、ただ有利子となります。
(※1割賦制度については1割強の負担あり)

2.設備の設置時期については、いずれも当該年度内に設置を完了できる方が対象となります。
両制度とも貸付又は貸与の決定を得なければいけません。
なお、設備資金貸付制度の場合は、貸付決定前に設備を導入していても対象となります。設備貸与制度の場合は、貸与決定後の導入となります。
設備貸与制度は、当機構が、機械販売業者から設備を購入した上で貸与するためで、この点が大きく違いますので注意してください。




■両制度のPR活動状況
去る平成21年4月10日(金)に設備資金貸付・設備貸与制度説明会を開催、各商工会・商工会議所の経営指導員の方に対して各制度内容・取扱等の説明を行い、113名の参加されました。

また、4月14日から27日の間に8商工会議所で中小企業者を対象に両制度の説明会を行い、利用促進のPR活動をスタートし、受付業務を開始しました。
 
 
■詳しい内容等の問い合わせ先は・・・・・
設備資金貸付制度の詳細については、
受付期間・制度の内容
対象企業・対象設備
貸付条件
申込方法
申込場所
契約、設置等
設備貸与制度の詳細については、
対象企業・対象設備
連帯保証人・担保
割賦とリース
申込方法
参照してください。




■移転します
今年の10月1日には、名古屋駅前の愛知県産業労働センター内(ウインクあいち)14階に 移転オープン いたします。
住所は、名古屋市中村区名駅四丁目4番38号
電話等につきましては、当機構HP上にてお知らせいたします。