美味しくて、体に優しい麺づくりをひたすら…
ただ、それだけです。
・ 代表者 岩瀬 定徳 記事更新日.07.09.03
麺の蔵・いわ瀬/岩瀬食品(有)
■お店紹介
・ 主力商品/ 麺製造・販売
・ 本店/〒444-0813 岡崎市羽根町字若宮39
・ 電話/0564-51-2831  FAX/0564-55-0987
・ スタッフ数/ 14人(パート含む)
・ 創業年度/ 昭和22年
http://www.okazakitakuminokai.jp
 
日本人は、やっぱり麺が好き!
毎朝の起床は午前2時。
地元産の小麦粉にこだわり、水は年間を通して10℃の冷水を使う。
こねて、打って、熟成して、切る。
作るのは、うどん、そば、きしめん、中華そば等、麺類はほとんど手がける。
原材料の値上がりと、販売価格の低迷で業界の経営環境は決して明るくないが…
「やっぱり、麺が大好きだから…大企業ではマネのできない岡崎の麺を作りたい!」
ひたすら、美味しくて、お値打ちな麺づくりにかける毎日。
■麺づくり一筋
太平洋戦争が終わり、祖父が始めた製麺業を親父とお袋が品質一筋に受け継ぎ、現在三代目。スーパーや量販店の安売り攻勢や、外食産業の乱立による過当競争などで、市内に多くあった同業者も、今では数軒にまで減ってしまいました。
しかし、日本人の麺好きは昔も今も変わりません。
「一生勉強」「いつも同じ作り方ではダメ、気温ひとつでも全く違ったモノができる」と、素材一つひとつを吟味し「本物の味を極める」ため、ひたすら研究と探索を続けています。
創業者の原点を見つめて、次世代へバトンタッチしたいと思っております。
■経営方針
「損して得をとれ、目先の利益を追うな!」
 どこよりも美味しい、どこよりもお値打ち! 買って納得、食べて満足! 信用と品質を何よりも大事にしております。
「口は正直。手を抜いたら、瞬時にお客さまを失ってしまいます」それだけに毎日、正直な麺づくりをと心しております。
「良い麺を作るには、良い材料が命」取引先との相互信頼が、企業永続の秘訣でもあります。
 高齢化が進む時代にあって、手間をかけずに美味しくて、ヘルシーで、栄養満点な麺づくりに創意工夫を怠らず、次を求め独自の商品開発に取り組んでいます。
■私の店はここが違います
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「店は情報収集のアンテナ」
    
打ちたて、茹でたての麺を食べて頂きたいと、直営の「麺の蔵・いわ瀬」を平成17年3月に開設しました。 ダシにもこだわり、生めんの良さを生かし、気取らない庶民の味を求めて、足繁く通って来て頂くお客さまで、昼は行列が出来るほどです。「美味しかったよ!」と言っていただくより、苦情を頂くほうがありがたい。商品開発や改良に有益な情報と受け止めています。
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「品質管理に心を配り、地場産品で新商品づくり」
    
「身土不ニ」「地産地消」という言葉が話題になっていますが、「食」を扱う人間として、安心・安全は、絶対守らなければならない「理念」と考えます。
創業以来、品質本位に徹し、お客さまの信頼を積み重ねてきました。
食材もできるだけ 地元産を使うよう心がけています。西尾産の抹茶を使った「三河 生 抹茶そば」は、ほんの一例です。
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「お客さまと一体となって作る〈健康〉〈品質〉〈鮮度〉をテーマにした麺」
    
ただ、美味しいだけでは、お客さまに満足して いただけません。
情報化時代で、お客さまの方が豊富な知識、情報をお持ちです。
マスコミの記事や口コミを頼りに食べ歩き、資料を収集し、トレンドを見逃さないようにしています。
「愛・地球博―地球市民村」ナチュラルレストランに「いわ瀬の麺」が採用されたのも、商品コンセプトが認められたからだと思っています。
健康に良い「韃靼そば」や岡崎名産の「八丁味噌らーめん」は、お客さまの声から生まれました。
■今後の取り組みは…夢など
「おかざき匠の会」が、平成13年「匠の技の伝承と新たなモノづくりに挑戦」を目的に結成されました。以来、創立メンバーとして、異業種の経営者から経営ノウハウやモノづくりの理念を教えて頂き、良い刺激となっています。
当店オリジナル・付加価値のある新しい商品づくりに積極的に取り組み、「地域にしかない物」「地場産品を使った商品」「シンプルに素材の良さを活かした麺」で、オンリーワンの企業になるのが夢です。
株式会社ブレーンプランニング代表取締役。
マーケティングプランナー、コンサルタント。 業務改革、経営指導の他、都市再開発、商業施設計画、中心市街地活性化等に関する企画、指導を行っている。
●トータルのイメージを大切にして勝負する!
毎日食べ続けても飽きがこない、身近な食事の代表でもある麺。
それだけに競争も激しく、特長のない店や商品は淘汰も早い!
「いわ瀬の麺」の自慢はこれだ!! と言える逸品(スグレモノ)、個性のある麺を消費者に提案・提供する。
ネーミング、パッケージ等も「店の評価の対象」であり「商品」である。
●一期一会のおもてなしで、心をかよわせる
「安い」「早い」「旨い」だけでは、お客さまの支持を失う!
地元の人に愛されるかがカギ。旨い麺は当たり前!
サービスや雰囲気、環境にも気を配り、地元客を囲い込む。
●食生活を通じて、地域社会の発展を担う
地場の食材を積極的に取り入れ「地域限定の魅力」をつくる。
お客さまが安心し、納得できる生産者や生産物の情報を付加して、「おいしくて、体に良い商品づくり」をすすめる。
協業化・ネットワーク化で地域の活性化に寄与する。
●苦情を利益に変える 顧客満足度経営の実践
アンテナショップの利点は、お客さまのナマの声を直接聴く事ができること。
消費者の嗜好変化を捉えたり、不満・苦情を取り込み分析することで、ベスト商品・ベストサービスの開発.改善に活かし「地域一番店」の地位を確保する。