伊勢湾・三河湾で、その日に水揚げされた
生海老だけで焼き上げる どこにもない「海老せんべい」!!
代表者 前田 佐知子 記事更新日.08.01.04
音羽屋
■お店紹介
・ 主力商品/ 海老せんべい 製造・販売
・ 住所/ 〒477-0031 東海市大田町郷中120
・ 電話・FAX/ 0562-32-0610
・ 代表者/ 前田 佐知子
・ スタッフ数/ 8人(パート含む)
・ 創業年度/ 大正9年
工場で量産される「えびせんべい」が大量に出回り、家業で生産する地場の海老せんべい店が、次々と姿を消している。
また、輸入された冷凍海老が市場を席捲し、「地元で獲れた海老」で加工された「海老せんべい」を求めることが難しくなっている。
しかし、豊かで温暖な海が育んだ海老の美味しさと、本物の味を求めるニーズの高まりで、地元産の価値が見直される新しい動きが出てきている。
◆海老せんべい一筋!!
ふるさと知多半島の海の幸を「せんべい」に加工する専門店として創業。
以来88年余、海老せんべい一筋、先代からの家業を受け継ぎ現在三代目。
「これが本当の海老せんべいだ!」
目の前の海で獲れた活き海老をふんだんに使い、海老本来の旨みや風味を味わっていただきたいと、昔ながらの製法を頑なに守り、心をこめて焼き上げています。
◆経営方針
・ ふるさとの風土、伝統を大切にする
・ 毎日、出来たての風味をお届けする
・ 誠を尽くして偽りのない商法を守る
損して徳(得)をとれの正直商売で、お客さまに喜んで頂くのが一番です。
人と人のつながりを大切にしてお客さまに尽くせば、信用は築かれます。
量産でない「商品づくり」で、特色を出していくことが大事とおもいます。
◆私の店はここが違います
「お客さまに喜んでいただくために、品質を徹底し、味にこだわる」
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原点の海老は、毎日市場へ出かけ、活きの良い地元特産の「赤しゃ海老」を仕入れることからはじめます。
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海老せんべいの品質を保つため、冷凍品は一切使っていません。
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素朴で、いつまでも飽きの来ない「せんべい」をめざして、素材の選定には細心の気配りをしています。
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つなぎのじゃがいも澱粉は北海道産、塩は自然塩を選んでいます。
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地元の鬼崎漁港で獲れる「鬼崎海苔」も創業以来の特産品で、その香りと味は、一度食べれば虜になります。
「美味しさの追求にゴールはありません」
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伊勢湾が眼の前に、三河湾を背後に控える恵まれた環境はここだけです。
地元の海から揚がったピチピチの海老を惜しみなく使用しています。
創業以来の製法を熟練の職人の手で二度焼きし、自然乾燥で2日間かけて仕上げています。
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地産地商(消)に徹し、東海商工会議所の一店逸品運動に参加。
ここでしか買えないオリジナル品で差別化、独自性を出しています。
「きめ細かなサービス・おもてなしで店づくり」
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わざわざご来店いただくお客さまに喜んで頂くために、丁寧な商品説明と暖かい接遇は欠かせません。
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お客さまの質問や、要望には迅速に対応して おります。
◆今後の取り組みは…夢など
・  これからの時代に通用する、ブランドづくりに チャレンジしたい
     
東海市は宝が埋もれています。
地域資源を見直し、この資源を効果的に活用した 「地域ブランド」づくりで、元気のあるマチづくりに夢をかけたい。
・  ITによって、ローカルの価値を発信したい
     
インターネットや電子メールの普及で、瞬時に世界中にネットワークできるようになりました。東海市の良さ、この地にしかない逸品「海老せんべい」で勝負したい。
株式会社ブレーンプランニング代表取締役。
マーケティングプランナー、コンサルタント。 業務改革、経営指導の他、都市再開発、商業施設計画、中心市街地活性化等に関する企画、指導を行っている。
◆ アンチエイジングをキーワードに、 地域資源をブランド化する!
この土地でしか作れないもの、味わえないものに価値がある。
豊饒な地域資源を最大限に活かして「地域の特産物」に育てる。
昔からこの地で育まれてきた、美味しくて、素朴な味「海老せんべい」にアンチエイジング機能性という、新たな価値を加える事で「東海市のブランド」にする。
◆ インターネットを使う事で、東海市ならではの文化・風土がウリモノになる
インターネットが普及した現在、この土地の魅力「風土・歴史・伝統」など地域特有の魅力を価値にして「商品に付加」する。
この土地でしか作れないモノ・コトを情報発信すれば、市場は大きく広がる。
◆ 自店の独自性を発揮しなければ、お客さまから支持されない!
大量に作れないことも独自性となる。
一匹の海老に込めた想い、素材、技術の伝承と職人の力量等、作り手の顔がわかる商いに徹すること。
◆ お客さまの求めるモノとコトをつかみ、つくる
食のスキャンダルが後を絶たない昨今、問われるのは「企業の倫理・理念」
商人は、いかなることがあっても嘘をつかないこと。
お客さまの嗜好も時代とともに変化する。
お客さまの声(不満・要望)に耳を傾ければ、求めているモノ・コトがわかる。
一枚の海老せんべいから会話が生まれ、交流が広がることを使命とする。