今回はワイヤーハーネスの便利屋機能(困ったらホッコー、ホッコーなら何とかなる)を前面に打ち出した『あいちの製品』です。「ものづくりそのもの(製品そのもの)にある特徴」より「差別化したものづくり」を提供している『あいちの製品』紹介です。
皆さんは飲料やタバコの自動販売機の中を覗いたことがありますか?
自販機内の温度管理からお客様が選んだ商品のボタンと自販機内商品のストックと連動、つり銭の計算等あらゆる情報をつなぐ配線で詰まっています。このような情報をつなぐ線(ワイヤーハーネス 注1)の製品紹介です。
ホッコー株式会社は、名古屋市中区に本社を構え、春日井工場(愛知県春日井市)を中心拠点に京都と海外関連会社(中国:大連名興工業有限公司 / 香港北興有限公司 / 北興国際貿易(上海)有限公司)を束ねてワイヤーハーネスとケーブル加工(注2)に特化した企業です。(注3 注4)
※注1)ワイヤーハーネスは複数の電線を束ね、端部にコネクタを取り付けた物です。電線を束ねたことにより機械の組立工程を簡略化、機械空間の縮小化、振動による擦れ合いを削減化等の利点を享受できます。
※注2)ケーブル加工とは、絶縁体と保護被覆で覆われた電線です。その先端にコネクタを取りつけます。
※注3)ホッコーの由来は中国黒龍江省のチチハルと言う北方の場所で創業。戦前の1930年代に北方で興した食糧運搬の会社「北興商会」を経て「ホッコー」となりました。
※注4)中国上海地域における事業基盤強化を目的に、上海に現地法人『北興国際貿易(上海)有限公司』(以下 北興国際貿易)を2013年3月に設立し、営業を始めました。
|