ズバ抜け・独自技術のシステムインテグレーター
記事更新日16.01

代表取締役      今井 嘉之

【問い合わせ先】
株式会社アイキューブテクノロジ
名古屋市中区大須4丁目10番32号 上前津KDビル 5F 
TEL 052-251-9080・FAX 052-251-9081
HP http://www.i-cube-tech.co.jp/

株式会社アイキューブテクノロジ(以下:アイキューブテクノロジと称す)は、組込型マイコン応用機器の開発会社です。所在地は、名古屋市中区大須地区で、名古屋市営地下鉄名城線・鶴舞線の上前津駅12番出口から徒歩1分と交通の便の良い場所です。

大須地区は、ラジオ街として発展してきており、電子部品等の小売り店が軒を並べ、東京の秋葉原や、大阪の日本橋と同じイメージの町です。機器の試作開発に必要な電子部品等が直ぐに入手でき、開発型ベンチャー企業には最高の環境と言えるでしょう。経営者である今井嘉之社長は、この名古屋のIT聖地と言われる大須のロケーションに魅力を感じ、愛着を持っております。

アイキューブテクノロジの「ものづくり」方法は、社内スタッフが設計/評価業務を行い、外部企業にて製造を依頼するファブレスといわれる方法で、少数精鋭でグローバルニッチトップを目指し、人と世の中に役立つものを作りたいという思いから,付加価値の高い製品を愛知県から世界へ送り出しています。強みは、開発設計業務ができるため「ものづくり」の上流から製品開発を提案することであり、コア技術はマイクロコンピュータを内蔵した応用機器の開発設計業務、基盤技術は画像処理です。


■ 何が凄い その1 ズバ抜け・コア技術のマイコン応用機器開発

ソフト/ハード(回路、FPGA)/メカ/ケース/各業務の経験豊富なスタッフが常駐し、設計/試作/評価/量産まで、トータルで製品の提供をしています。 今井社長は、大手製造企業でコンシューマ向けの製品開発エンジニアの経験と量産経験があり、製造メーカを志し1999年に脱サラし自宅マンションの一室から起業しました。


  


■ 何が凄い その2 ズバ抜け・基盤技術の画像処理

2005年に地元・大手企業が製造する携帯電話向けの液晶パネル検査装置を、独自開発した小型・高速ハードウエア(FPGA)による画像処理で提案したことを切っ掛けに、現在までその技術を磨きスタッフを育ててきました。 今では、製造業のお客様が抱える問題解決の手段として、数学的解法による上流行程の画像処理アルゴリズムから提案し、お客様と解決方法について特許共同出願の実績もあります。


■ 何が凄い その3 独自開発・画像処理機能内蔵カメラ「SC+A」

「SC+A」は、アイキューブテクノロジが独自開発した、カスタマイズできるスマートカメラです。 この1台で、撮影/画像処理/判断/保存/表示/転送という、6役の機能を有するIoT機器です。 大手企業に採用して頂くためには、取得ハードルが高く製品の品質基準の判断となるCEマーキングという基準適合マークの取得が必要で、2015年8月に取得しました。また「SC+A」の「サーバルキャット」は、日本国の登録商標認定済みです。


  


■ 何が凄い その4 地元・民間航空機向け電線加工作業現場をIT化

2010年から経済産業省の補助金を頂きながら、航空機向け電線製造・加工企業、名古屋工業大学大学院、アイキューブテクノロジの地元・三社による産学連携開発にて、地元大手航空機製造企業が開発している民間航空機向けの電線製造・加工現場のIT化装置を開発しており、開始から2016年3月で丸5年、いよいよ作業現場へ投入し実証実験を開始します。


■ 何が凄い その5 地域密着のシステムインテグレーター

愛知県の自動車関連中小製造業では、人海戦術でものづくりをしている企業が多く、近年は人手不足などで増産や品質管理をするのが大変困難な状態となっていますが、効率向上を目的とする装置導入については、カスタマイズ要素の仕様決定や価格などを決める社内人員と中小企業のスキル不足で、自動化が遅れておりイノベーションの必要があります。 そこで、アイキューブテクノロジでは、市販ロボットと「SC+A」を組み合わせ、独自アプリケーションソフトを開発して、汎用性が高くカスタマイズした自動化システムを提供しています。

独自開発の「SC+A」に実装するソフトウエアは、豊富な経験と高い技術を保有しており、資金や体力の少ない中小企業向けの価格帯を意識しているのが特徴です。


  

■ 何が凄い その6 ズバ抜け・「SC+A」を海外へ販売

アイキューブテクノロジの製品をPRする場は、主に日本各地で開催される展示会です。 最近は、円安効果もあり海外からのバイヤーも増加傾向で、ビジネスチャンスが増えてきて、画像処理と低価格ロボットを統合した装置は、海外(特にアジア)でも需要が高くなっています。 アイキューブテクノロジでは、海外のお客様向けに、社内で画像処理プログラムのトレーニングを実施し、販路拡大を展開しています。


  


■ 何が凄い その7 産学連携による三次元バラ積みピッキング装置

作業の現場には、人でなければ出来ない仕事と、人でなくても出来る仕事があります。 アイキューブテクノロジでは、現在人が作業している現場で、人でなくても出来る仕事を自動化し、作業効率を上げる目的で、地元大学と産学連携で、三次元バラ積みピッキングのデモ機を開発してきました。デモ機は,昨年暮れと今年の展示会に出展したところ大変大きな反響があり、今後は、更に実証実験を重ねて中小製造業への展開を目指していきます。