中津川包装工業鰍ヘ、大辻越堂氏により昭和30年岐阜県中津川市に設立された。
当時、三菱電機中津川製作所で製造されていた扇風機は、スチール製で重量があったため、木枠で包装し出荷されていた。それを見ていた創業者が「木枠をダンボールで出荷できるようにならないか。そうすれば、包装材の重さも軽くなるし、手軽になる」と考えたのが創業のきっかけである。
この「木枠をダンボールへ」という考え方は、現在に至るまで脈々として受け継がれる精神で、ダンボールのオーダーを受けて生産するだけの「ダンボールメーカー」とは一線を画する当社の特徴でもある。
当社が得意とするのは数百kgの荷重に負けない強度を持つ「重量物包装」と、様々な機能を付加した「機能包装」への提案である。これを可能にするのは、当社が独自開発した強化ダンボールと、それをどのようにパッケージングすれば各現場での物流にメリットがでるか、ということのコンサルティング力である。
400kgのモーター、総積載量700kgに及ぶ広幅ロール品、農薬散布用途の無人ヘリコプターなどの重量物包装、簡易ロックのキャベツ梱包ダンボール、オールダンボールの引越し用ハンガーボックスなどの機能包装などは当社の提案によるものである。
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