株式会社ティーエヌ製作所は1969年2月、前社長である丹下末男氏が轄イ々製作所より分離独立する形で設立。独立時に名古屋ゴム梶i現、豊田合成梶jからの仕事を引き継いだ。
創業時は支給されたゴム素材へのカット・穴あけ・接続などの賃加工をしており、ゴム製品への静電植毛加工もその一つでした。ところがゴム部門が遠方の工場へ移ることになり、同時に植毛工程も内製化されたため、やむなく植毛はあきらめ、受注の主力は押し出し成形による樹脂成形へ、更には射出成形へと変わって行きました。射出成形機の価格は賃加工のみの当社には非常に高かったので、
中古機を購入してなんとか事業転換にこぎつけました。大型の加工機はとても買えず、
中・小型の成形機を買い増しながら事業を
拡大していくのですが、このことが結果的に
中・小型機でできる自動車内装部品を中心
とした現在の受注体制のもとにもなりました」
と現社長の丹下勝康氏。
|