20年前の1993年、1世帯あたりの年間クリーニング支出額は18,835円であった。しかし、10年前の2003年には10,070円、昨年2013年は6,986円と3分の1強にまで減少した(「家計調査報告」(総務庁統計局))。こうした現実に直面したクリーニング業界は、家庭衣料のクリーニングに頼らない新たなビジネスモデルを模索する必要性に迫られている。
医療関係のユニフォームに特化した新工場を設立、クリーニング業界で日本初となる「オゾンガス燻蒸(くんじょう)」を利用し、従来よりも格段に殺菌効果の高いクリーニングを行っているのが有限会社白光舎である。 |