冗談のように思えますが、
・パソコンには機密情報を保存しない
・ノートパソコンやUSBフラッシュメモリは業務で使用しない
といった対策に乗り出せば、情報漏えいの可能性はもちろん低くなります。しかし、業務にITを活用したいという姿勢からすると、前向きな対策とはいえません。このような状況の中で、情報漏えいしにくい仕組みを作る方法の1つとして、暗号化は有効です。
下図に暗号化のイメージを示します。暗号化には鍵(キー)が必要です。鍵(キー)は普段使用しているパスワードが長くなったものと考えてください。鍵(キー)で特別な演算をすることで、内容を解読することを困難にします。鍵(キー)が漏れてしまうと、暗号が成立しません。したがって、鍵(キー)の管理も重要になります。
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