1. はじめに

1.1 Windows Vistaで古いプログラムを実行する方法

Windows XP以前に使用されていたプログラムの中には、うまく動作しない可能性のもの、または、全く動作しない可能性のものがあります。古いプログラムが正常に動作しない場合は、「プログラム互換性ウィザード」(※1)を使用して、そのプログラムの互換性設定を変更してください。プログラムの設定を手動で変更するには、個々のプログラムの「互換性」タブ(※2)を使用します。
設定を変更しても問題が解消されない場合は、プログラムの製造元の Web サイトにアクセスして、そのプログラムの更新プログラムが提供されているかどうかを確認してください。

 

(※1) プログラム互換性ウィザードとは?
「互換性」タブの設定を「ウィザード形式」で設定できる機能です。ウィザードの指示に従い、テスト対象のアプリケーションや設定値を選択することで、指定したアプリケーションの「互換性」タブに自動的に設定されます。

 

(※2) 「互換性」タブとは?
「互換性」タブは、アプリケーションファイル(.EXE, .BAT など)のアプリケーションのプロパティに表示されるタブの1つで、アプリケーションのファイルに手動で互換性に関するプロパティを設定できる機能です。

 

※注
プログラム互換性ウィザード、「互換性」タブによる設定は、設定を解除するか、または対象のアプリケーションを削除または再インストールするまで有効です。また設定の解除は、「互換性」タブから手動で行うことも、プログラム互換性ウィザードから行うことも可能です。
CD-ROM、フロッピーディスクにあるセットアップファイルでも実行可能ですが、プログラムを終了すると、変更内容が無効になります。