経営活性化診断事例 » 診断事例/特定問題解決診断事例の本文抜粋


 
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診断事例/特定問題解決診断事例の本文抜粋
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1.計画事業の成立可能性の検討  (割愛)
  (1)事業内容と客層・競合関係
   

※次の内容について検討   ・計画している各事業は利用者にフィットしているか
・空港に設置される施設との競合の状態は
・マクロでとらえて、事業が求められているかどうか

  (2)施設の立地場所
   

※次の内容について検討   ・立地場所は、顧客を吸引しやすいか
・顧客の動線を描き、その評価は

  (3)施設の規模と内容
    ※次の内容について検討   ・計画事業の規模の妥当性は
・土地面積と施設規模との妥当性は
・駐車場の必要性と面積の妥当性は
・販売効率や一般的に考えられる規模等から評価は

 

2.投資と資金調達計画の検討

  ○ 今回、次のように○億円という大きな投資をする。(資金計画・調達計画は割愛)
<投資額>
・設備費          百万円
・施設建設費   
・駐車場建設費  
・土地保証金   
・工事中土地代  
・その他

○ この資金は、新会社の株主から全額出資を仰いで調達する計画で、各人に対して下表のように割当てている。割当て金額の大きい企業について、この拠出の可能性を検討してみた。
最大の利益を確保している「A(株)」でさえ保有原資が拠出額を下回る状況であり、いずれの企業
からも、確実に資金が調達できるか疑問である。また、この投資によって財務体質が脆弱になる企業も
多くある。

<参加企業の資金状況・投資の可能性>                     (千円)
主要な企業 税引後利益 減価償却費 拠出可能原資 投資額
A(株)        
B(有)        
C(株)        
D(有)        
E(株)        
F(有)        

<主要企業の財務状況>   割 愛

 

 

3.利益計画の検討

 

(1)検討に際しての前提

    計画されている事業について熟度が低いため不明な事項が多いため、検討に際しては、次の前提におくこととした。

<検討に際して前提としたこと>
①年中無休の営業
②営業時間・・・・・CVS     24時間営業
・飲 食      7:00~23:00
・ペットホテル   6:00~23:00
・旅行関係    10:00~20:00
③営業内容が不明確な部分については次のように想定した。
・割愛
④集客は、余程のPRや話題を呼ぶことを行わないと集客はむずかしいと思われる。
⑤駐車場は、全て顧客サービスのための施設として無料とした。

 

(2)検討結果

   

○ 随所に過大な経営業績を期待しているところがある。
○ 利益計画は、現場の各事業の運営に止まり、企業全体のものとして作成されていない。
つまり、本社機能の必要経費を始めとして、下記に挙げる経費について考慮されていない。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(項  目)           (金  額)
①本社の経費  ・役員報酬・・・・・・・・
・本社事務のための経費・・
・固定資産税等・・・・・・
②今回取得する資産に対する減価償却費  
(取得価額)  (推定減価償却費)  (耐用年数)
・設備費・・・・・・
・施設建設費・・・・
・駐車場建設費・・・
・その他・・・・・・
③計上が必要な経費
・土地の賃借料・・・・・
・交付金・・・・・・・・

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○ 以上を整理して、企業の利益計画を検討しなおしてみると次のようになる。
各数値は、事業計画よりかなり小さくなり収益性は落ちるものの、採算は取れる見込みである。
rieki-kentou.gif

しかし、次のことが危惧される。(利益計画は割愛)
① 計画の業績は、各企業が団結して経営推進した場合に実現できるものである。
運営にヒズミが生じた場合には、赤字に転落することも十分あり得る相当厳しいものである。
② 経営規模に応じた利益計画であるが、最適な立地と施設計画でないため、集客のための戦略を展開していかなければならない。そのためのコスト増加をみる必要がある。

 

4.事業運営の仕組みの検討

  当事業の推進体制として、次のことが危惧される。
  出資企業が中心となって事業部門制をしいて運営して行く姿にある。
当初は、一致団結の心がけで問題が生じないだろうが、時間が経ち、計画どおりの成果が出てこないとバラバラの運営となって問題が生じてくるものである。しっかりとした経営の組織体制と管理の仕組みを作る必要がある。
  大部分の部門で、従業員はパートを中心とした編成となっている。
パート任せでは計画売上高を達成することはむずかしく、販売の体制を強化する必要がある。
  多様な事業を行うが、特にマグネットとなる強力な事業がない。
集客のための魅力あるイベントを積極的に展開する必要がある。
  出資者と事業参加のかかわり~フランチャイズ方式かテナント出店か等あいまいである。
採用方式によっては、施設運営の仕方も変わってくる。集客力を発揮させる仕組みを築くことである。
  施設規模に比べて駐車場規模が過大である。この是正を図り、運営に支障のないようにする必要がある。
  <計画されている運営の仕組み>
    uneino-sikumi.gif

 

5.改善提案

 

(1)全体計画についての課題

  (1)次のところに計画のあいまい性や矛盾点がある。
  営業の現場における利益計画にとどまり、企業全体としての経営計画となっていない。
企業全体の体制・仕組みがはっきりせず、支出計画も考慮されていない。
  各計画事業については、次のところが問題である。
〔旅行カウンター〕
  ~・ 割愛
〔弁 当〕
  ~・ 割愛
  営業の仕方や施設についても、下記の「事業別問題点」に挙げるように問題点が指摘
される。
  (2)施設計画全体について見直しすることが望ましい。
  各事業部門間の関連性が弱く、1棟の建物内に同居するメリットは少ない。
逆に、パワーセンターのように、建物を数棟に分離した方が全体としての魅力が高まり、利用のしやすさや経費の面からも有利である。
  用地利用の全体計画の立場からみて、建ペイ率、容積率共にかなり余裕のある計画に
している。商業地域の土地利用はもっと高度なものであってもよいのではないか。
  景観維持のための緑地帯が活かされていない。
  (3)運営体制は丈夫かはっきりしない。
  会社組織と事業運営の体制が不明である。
  このことから、強力なリーダーシップを発揮して、各事業部門の利益計画を実現さ
せ得るか疑問を抱かせる。
  (4)各企業には割当てられた投資のための資金を確実に拠出できるか一抹の危惧がある
 

(2)事業別問題点のまとめ

   
事  業  別 問 題 点 の ま と め
旅行カウンター  
ペットホテル  
CVS・弁当  
コーヒーショップ  
フードコート
麺類食堂
総   菜
 
 

(3)改善計画の提示

    ○資金計画
○利益計画
○事業運営計画
○建物・施設計画
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