DXとは

 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、経済産業省が2018年12月に発表した「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」で以下のように定義しています。

 “企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること”

 また、モノづくり白書2020年版では、不確実性の高まる世界における我が国企業の現状と課題を分析し、“不確実性に対応するためには、企業の企業変革力(ダイナミック・ケイパビリティ)を高める必要があり、その際デジタル化が有効となる。デジタル化により企業変革力を高めて不確実性に対処するための方向性を示す”と明示しています。

DXを進めるには

 DXを進めるには、どこから始めればいいでしょうか?
経済産業省のDXレポート2では、
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004.html
下図のように「DXの構造」を3段階で示しています。

1.デジタイゼーション

 従来アナログだったものを、デジタル情報として扱えるようにする。

2.デジタライゼーション

 デジタイゼーションでデジタルに変換したデータを利用し、業務プロセス全体を効率化、新しい価値を創出する。

3.デジタルトランスフォーメーション

 デジタル技術とデータを活用して企業がビジネスプロセスや戦略、プロダクトなどを変革すると同時に、ビジネスそのものや、フローなども改革し、競争優位を維持すること。
  また、「DXのフレームワーク」でその3段階の進め方を例示しています。

DXの構造
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