社内の状況を把握しよう

i. それぞれ調べたことをネットワーク構成図に起こしてみましょう

　調べたことをまとめて図にしておくことは大切なことです。a～hの調査は定期的に行い、図のメンテナンスを行いましょう。

　ネットワーク構成図の書き方は下図をご覧ください。
　例えば下図のように、ネットワークに接続されている機器の名称とIPアドレス、それらが各機器とどのように接続されているかを図中に含めるように作成します。
　ネットワーク構成図の書き方には明確なルールや作成方法が存在しませんので、目的に応じてどういった情報を含めるか、どこまで詳細に書くかなどを考えたうえで作成するのがよいでしょう。

構成例（小規模企業における社内LAN）

　今日においては、サーバーを自社内に置かずにクラウドサービスでメールサーバーやファイルサーバーを利用している企業も多くなってきました。
　その場合は利用しているクラウドサービスもネットワーク構成図に含めるようするのがよいでしょう。

構成例（小規模企業における社内LAN、クラウドサービス利用あり）

　本社と複数の支社を有する企業の場合は、本社・支社間のネットワーク構成を記した図も作成するとよいでしょう。

構成例（中規模企業における本社・支社間のネットワーク構成、クラウドサービス利用あり）