この連載も2年目となりましたが、初めてAARI愛知アジア総合研究所(以下、AARI)の名前を耳にする方のために、少しだけ弊社のことをご説明いたします。
AARIは、愛知とアジアを結ぶ仲介役として、製造業を中心としたクライアントに向けてソフト面でのアジア進出サポートを始め様々なコンサルティング業務を行っていく会社で、あいち産業振興機構が所管する異業種交流組織「G-Interactive」(以下、G-In)のメンバーによって、昨年3月に設立されました。
私は現在、WEB領域を主軸に様々な企業の海外に向けたプロモーションをお手伝いする株式会社ミルゲートの代表を務めています。簡単に言うと「広告屋」です。AARIの設立メンバーは、私の他に、G-Inの会長で菱輝技術センター株式会社代表取締役の原敏城氏、同じくG-Inの副会長で有限会社サンメンテナンス工機代表取締役の深井重貴氏の2名で、二人の仕事を簡単に言うと「製造業」のオーナーといったところでしょうか。そして、中国ビジネスに精通した顧問とミルゲートからの出向者、いずれも在日華人の2名が業務のサポートをしています。
現在の主な業務は、中国江蘇省常州市政府の中小企業局と連携した
- 日本企業の常州市進出サポート
- 常州市での技術提携先斡旋
- 常州市での協力会社斡旋
等になりますが、中でも昨年より力を入れているのが、愛知県と常州市の熱処理工場間の交流です。
昨年8月には常州市熱処理協会のメンバー約10名が来日し、愛知県内の熱処理工場数社を視察しました。そして、この6月、かねてから計画していた常州市の熱処理工場からの長期研修生の招へいが実現し、AARIとしての2年目の活動が、ようやく本格的にスタートしました。
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