「バーミキュラ」という名前は何に由来しているのですか?
鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」の特徴はどんなところにありますか?
鍋の材質はアルミ、銅、ステンレス、土鍋等色々あります。鋳物ホーロー鍋は、鉄と炭素の合金である鋳物にガラス質のホーローで表面処理をしたキッチン用鍋です。 特徴は、鉄の高い熱伝導率と炭素、ホーローの保温性、遠赤外線効果を併せ持った多層構造鍋であることと、高い密封性で無水調理を可能にし、圧力鍋効果もあるので従来の鋳物ホーロー鍋より格段に煮崩れしにくく、素早く素材の芯まで火を通すことが出来ます。
この商品を作るきっかけは
下請けだけの企業ではなく、22世紀も社会から選ばれる企業を目指して自社の特徴を生かせて、自社でなくては出来ないものを作ろうと3年ほど前から開発を始めていた。試行錯誤を重ねた結果、このバーミキュラ鍋を作ることとなりました。 そこでヒントとなったのは、フランス製鋳物ホーロー鍋の熱伝導率と保温性が高く、遠赤外線効果を持つという特長と、ドイツ製アルミとステンレスの多層構造鍋の無水調理を可能とする密封性の高さという特長で、この二つの特長を兼ね備えた鍋を作ろうということとなった。
開発にあたり難しかったことや工夫をしたことは?
開発に時間がかかったのは、パールホーロー加工でした。通常、鋳鉄にカラーホーローをかけると表面に泡のような欠陥が出来る。ホーローか鍋の材質が原因かわからず苦労したが欠陥が出来ずにこの加工が可能な鋳鉄材質の開発に成功しました。 使っていただくお客様に対する工夫は特にこだわりを持って追及しました。例えば、フランス製鍋に比べて400gも重いのに実際に持ち上げてみると軽く感じる工夫やフタの取りやすさや置いた時の安定性など「手間は自社、お客様は簡単に」をモットーに工夫を重ねました。
体に安全な鍋についての配慮は?
バーミキュラの製品では、本当に安全な物をお届けしたいという観点から、カドニュウム等の有害物質を含んだホーローを使用していません。従って赤や黄色を含むホーローを使用していないので色彩面ではカラフルさは出せませんが、パール加工という美しさとデザインにこだわりました。
販路開拓は?
基本的にはBtoCをメインにしていきます。従って流通経路を大幅に省くため価格を抑えることが出来る工場直販価格となります。 将来的には、中国とアメリカでの販売を考えています。
今後の課題は?
その他、アピールしたいことはありますか?