取材中、福庭社長は「そこで私は考えました」というフレーズを4回発しました。その笑顔に満ちた表情は、困ったこと、問題が生じた時に工夫して対処したことをご自身が振り返っている瞬間でもありました。
問題は何か?それを先に出して、それを潰してから次に移ることを基本姿勢としています。しかし、現場では新たな問題や課題が生まれています。それを真摯に取り組み、製品の差別化につなげています。そのふり返りを象徴するフレーズが「そこで私は考えました」でした。この言葉の裏には難題を克服した自信が隠れています。
また、使い勝手の良し悪しについてはユーザーから意見を聴いています。その答えを出すために「そこで私は考えました」とフレーズが登場します。
ユーザーが自然に2階に集まりました。しかも誰が幹事役? 誰が会計役? と決める訳でもなく、自然発生的にサロンは生まれました。(多種多様な職業の方がいるため、このサロンの簡便な会計ノートまで備わっています)
毎週週末は会社の2階がサロンと化し、釣りとボート談義に花を咲かせています。サロンから出るボートに対する要望は刺激的と思います。なぜなら「ボート馬鹿」に「ボート好き」が吸い寄せられ、「ボート馬鹿」の集団が生まれる発想には夢があるからです。その要望に応えるため「そこで私は考えました」のフレーズが出てきます。
中部経済産業局では、平成19年〜平成25年7月までに203件の事業計画を認定しており、直近である平成25年10月の認定5件を加えると、法施行後の中部経済産業局認定件数は208件となりました。
http://www.chubu.meti.go.jp/keiei/sesaku/new-nintei.htm
※ 第18回(平成24年2月3日)をクリックすると有限会社オーパクラフトです。
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