今回は愛知の産業に関係が深い、自動車部品とパチンコ部品に関係する「あいちの製品」です。今も「あいちの製品」ですが、工夫とアイデアでこれからも続く「あいちの製品」でもあります。
株式会社三洋電機製作所(以下:三洋電機製作所)は、名古屋高速小牧北出口、又は名神小牧I.C.を降りて、国道41号線を犬山方面へ進み、3つ目の信号(T字路)を右折、200m直進した左側にあります。車でのアクセスが抜群な立地にあります。
1953年8月名古屋市北区に、自動車用電装部品及び乾電池ブザーの製造を目的として、三洋電機製作所を設立しました。
1969年7月名古屋市北区浪打町に浪打工場を新設し、金型製作を強化しました。そして1983年4月小牧工業団地に土地(6,893u)を取得し、金型・プレス工場(1,046u・現第2工場)を新設しました。
2000年12月小牧工場に事務所棟(282u)を新設、本社を名古屋市北区から小牧市へ移転し、翌年4月浪打工場での生産を小牧工場へ全面移管しました。
三洋電機製作所は、乾電池ブザー(警報機)、スイッチからスタート。そしてデンソーへホーンホルダの納入を開始して「自動車部品」との関わりが始まりました。その後はパチンコ台のハンドル部分にも関わりが生じました。当にこの2つは愛知県を代表する産業でもあります。
会社の沿革を説明する熱心な石川社長が取り出したのが少し色あせた箱です。それは創業当時に思いをはせる火災報知器です。
|