今回は愛知の伝統とものづくり精神を使った「あいちの製品」です。
愛知県は、明治維新の前から全国的に知られた綿織物産地でありました。尾西中島縞木綿、三河木綿、知多晒は、幕末にはすでに関東でも販売されていました。知多晒は晒し加工した綿織物のことであり、それを愛知県内の縫製工場を使って製品化する工程は「あいちのチカラ」を結集した「あいちの製品」です。
株式会社オオサカヤ(以下:オオサカヤ)は名鉄河和線青山駅のある半田市の南部にあり、青山駅から徒歩5分のところにベビー服製造事業「育児工房」の商品を保管・発送する事務所があります。そこからさらに西の住宅街をはいったところに子供服のセレクトショップ「Kiriri(きりり)」があります。
上:「育児工房」 下:『Kiriri(キリリ)』
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■ 3つの事業 |
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オオサカヤの事業は3つに区分されており、今回はベビー服製造「育児工房」を中心に取材しました。
・ベビー服製造(育児工房)
国内伝統産地の素材とオーガニックコットンを採用し、国内縫製工場で生産するMade in JAPANの高品質なベビー服です。生産設備は持たずほとんどの工程を愛知県内を中心としたそれぞれの分野の専門工場に製造を委託するいわばファブレスメーカーですが、これは業界としては一般的なスタイルとのことです。ちなみに1999年に育児工房を商標登録しています。
・国内ブランド子供服小売『Kiriri(キリリ)』
国内有名ブランドの子供服をセレクト販売しています。日常からお出かけ用まで様々なシーンでご利用いただけるウェアを手ごろな値段でご用意しています。
・ブランド子供服ショップ運営代行
近隣ショッピングセンター内に大手子供服メーカーが出店している、子供服ショップの運営代行を行っています。
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