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トップ > IT特集 > モバイル端末における黒船襲来とガラパゴス化する日本企業 |
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モバイル端末における黒船襲来と ガラパゴス化する日本企業
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芸能界では、リア・ディゾンが「グラビア界の黒船」と呼ばれて話題になりましたが、妊娠・結婚で休業し「ポイしないでください」という流行語を残して姿を消しました。
情報家電の業界では、米アップル社のiPhoneが今年7月に「携帯電話の黒船」と鳴り物入りで登場しましたが、秋頃から「iPhone日本で苦戦」の記事がネット上を賑すようになってきました。
さらに「5万円ノートパソコン」として破格の安さのミニノートパソコンが店頭を賑わすようになりました。
アジア系のメーカーのみならず、世界最大手のパソコンメーカーであるヒューレット・パッカード(HP)もこの市場に参入し、競争は激化しています。
一方で「ガラパゴス化」という耳慣れない言葉が頻繁に登場するようになってきました。
生物の世界でいうガラパゴス諸島における現象のように、日本国内において独自の進化を遂げた結果、世界標準からかけ離れてしまい、世界市場で競争力を失ってしまったいう意味のようです。
こうした背景から、世界標準が日本に上陸する度に「黒船襲来」と騒がれるという状況が起きているのでしょうか。
今回は、モバイル情報端末を中心とした黒船襲来と、日本企業のガラパゴス化について考えてみます。
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2. iPhoneの日本上陸と現状
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7月11日午前7時、日本国内で米アップル社からソフトバンクを経由してiPhone 3Gが発売になり、1000人以上の行列ができる騒動になっていることを「携帯電話の黒船襲来」として各メディアが報道しました。
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