|
ステンドグラスに魅せられた
感動を事業化し
強いこだわりでネット販売絶好調
|
『ステンドグラス』というと読者のみなさんは何を思い浮かべるだろう?おそらく大半の方は教会を思い浮かべるのではないだろうか?最近ではこの『ステンドグラス』を一般住宅のインテリアとして用いる方も珍しくない。今回取材した『エス・ジー・オー・カジワラ』はこの『ステンドグラス』を主体とした装飾ガラスの製造販売を行う中小企業だ。売上げの約7割をネット販売から獲得している。
感動を仕事に
会社は名鉄犬山線布袋駅から徒歩10分程度の閑静な住宅街の一角にあり、住居用スペースを作業場として使用している。現『エス・ジー・オー・カジワラ』は、先代が創業した梶原鋳工所を2代目経営者として引継いだ現社長の梶原進氏が、鋳物制作事業への将来性に不安を感じ業態転換した会社である。現在、鋳物制作事業からは一切撤退し装飾ガラス製造販売を主業としている。
そもそも、梶原社長がステンドグラス製造販売を主業にしようと決意に至ったのは、いまから17年前に参加した友人のステンドグラス展示会でのこと。はじめてステンドグラスを目にし、その魅力に取り付かれるや否や「自分が感動した事を仕事にすればイイ!」と決断、事業化した。
参加条件だったから仕方なく作ったホームページ
ステンドグラスを事業化したまでは良かったが、やはり現実はとても厳しく生活することすらままならない日々が続いた。果ては主業の傍らで塗装関係のアルバイトをしながら生計をたてていた。そんな中、ふとしたきっかけから愛知県中小企業振興公社取引振興部が主催する異業種交流会へ参加することになる。
平成10年時点における本交流会への参加には、メールアドレスとホームページを所有していることが前提条件となっていたため、ここではじめて初版ホームページを立ち上げることになる。立ち上げには公社内産業情報センターが中小企業のIT化促進を目的に無償で提供している『無料ホームページ&メール作成』サービスを利用した。また初版ホームページの作成には、鋳物制作時代における同業者仲間のご子息がホームページ制作を得意としていたため制作依頼した。梶原社長自身この時点でホームページなるものが大化けするとは夢にも思っていなかった。
そうこうするなか初版ホームページに内容刷新の好機が訪れる。そもそもホームページを立ち上げた理由が異業種交流会への参加条件であったため、仕方なくという経緯であるから、当時の梶原社長にはページを更新するスキルを持ち合わせているはずもない。初版ホームページの公開後は、メンテナンスされることもなくそのまま放置されていた。ある日、アルバイト先で知り合ったブラジル人とホームページの話題が発展し、ブラジル人が内容刷新しようではないかと持ち掛けてくれる。当時梶原社長も紙で配布する営業ツールの代替品としてホームページをうまく活用できないか?と思案していた矢先の出来事であった。
このような経緯からホームページの刷新作業が始まったわけだが、いざステンドグラスに関する施工手順やその他関連情報を掲載しようと思っても、なかなかうまく文章としてまとめることができない。苦心の末に梶原社長が取った行動は「とにかく画像をたくさん貼り付ければ伝わるだろう!」というものであった。
 |
1/3 |
 |
|