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レアメタルの確保とその戦略
愛知県産業技術研究所 記事更新日.11.03.01
瀬戸窯業技術センター
■問合せ先
瀬戸窯業技術センター
〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町537
TEL 0561-21-2116、2117 FAX  0561-21-2128
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環境と経済が両立できる社会を持続する上で資源問題は、我が国が直面する大きな課題です。特に石油危機を機に資源価格が高騰する中、新聞、テレビ等で「レアメタル」という言葉を耳にするようになりました(表1)。レアメタルは希少金属とも言われ、白金やレアアース等産業界での流通量・使用量が少ない金属のことを言います。

陶磁器業界では、レアメタルは古くから釉薬の原料として使用されてきました。今日においても、従来の素材との組合せによって新しい機能の発現が期待されることから注目を浴びています。瀬戸窯業技術センターでは、レアアースを配合した蓄光顔料を開発し、これをガラス質の素地に添加した蓄光セラミックスの製品化に成功しました(特願2009-236697)。また、現在開発に取り組んでいる燃料電池にはレアメタルを使用します。

レアメタルが注目されている理由は環境対策分野で需要の拡大が見込まれており、産業の生命線となっているからに他なりませんが、問題はそれだけではありません。資源が大きく偏在している点にもあります(表2)。 経済産業省では、こうした背景から平成21年7月28日「レアメタル確保戦略」として今後の対応を公表しました。ここではその概要を抜粋してご紹介します。 。

■レアメタルの定義
鉱業審議会レアメタル総合対策特別小委員会において、「地球上の存在量が稀であるか、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のうち、現在工業用需要があり今後も需要があるものと、今後の技術革新に伴い新たな工業用需要が予測されるもの」と定義されています。

レアメタル一覧

リチウム、ベリリウム、ホウ素、(レアアース17種類※)、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、白金、タリウム、ビスマス

※レアアース(希土類元素)17種類
スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム

■戦略の主な内容
(1)集中的・戦略的取組

供給の安定性が重要であり、需給動向、鉱山開発動向、生産集中度、資源偏在性等に加え、リサイクル、代替材料供給の状況、新エネ・省エネ製品の動向、技術開発動向、企業戦略等についての検討。

(2)レアメタル確保に向けた4つの柱

@海外資源確保:政府開発援助(ODA)、技術移転、環境保全協力等の積極的活用。また、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)等の機能を活かすリスクマネーを安定的に供給。
Aリサイクル:携帯電話、デジタルカメラ等のリサイクル・システムの構築やリサイクル技術の研究開発を通じたレアメタルの回収・再利用の促進。
B代替材料開発:川上産業と川下産業の連携を強化、代替材料開発の実用化につながる研究開発を促進する。
C備蓄:備蓄対象鉱種についての積み増し又は放出に機動的に取り組む。特に、要注視鉱種は、産業界のニーズの把握に努め、速やかに備蓄に取り組みが重要。

(3)レアメタル確保に向けた共通基盤の整備

@資源人材育成:資源確保に向けた海外資源人材の育成、資源分野の国際的な人的ネットワークの構築が重要。
A資源分野の技術力強化:資源確保のため技術力のさらなる高度化により、我が国の優位性の維持・向上を図ることが重要。
B一体的取組:レアメタルの安定供給確保のため、資源開発から最終製品の製造に至るまで、関係者が一体となった取組が重要。

詳細は http://www.meti.go.jp/press/20090728004/20090728004.html をご覧ください。
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