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  トップ > 経営戦略レポート 海外支援 > 第7回 タイ〜好調な日系自動車産業〜
AARIアジア中小企業レポート
株式会社愛知アジア総合研究所(AARI)

記事更新日.12.12.03

製造業を中心とした愛知県および東海地域の中小企業に向けて、アジア各都市とのコネクションと様々なソリューションに関わるノウハウをもとに、技術支援、品質管理支援、環境対策支援等、ソフト面での海外進出をサポート。第一弾として、中国江蘇省常州市への進出サポートを展開中。
■問合せ先
〒460-0011 名古屋市中区大須2-23-36 ラディアント大須2F
電話 052-205-8033 FAX 052-205-8034
E-mail info@aa-ri.cojp URL http://www.aa-ri.co.jp
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■第7回 タイ〜好調な日系自動車産業〜

執筆者:株式会社愛知アジア総合研究所 代表取締役 乗松薫
1970年名古屋市生まれ。1996年早稲田大学法学部を卒業後、岩手朝日テレビを経て、2000年ヤフー株式会社入社。2003年、名古屋にて株式会社ミルゲート(旧 有限会社エヌ・プランニング)を創業。以後、WEB領域を中心に、ナショナルクライアントから中小製造業まで、数多くの企業の国内およびアジア地域へ向けたプロモーション業務に携わる。専門領域は国内およびアジア市場へのプロモーションプランニングおよびコピーライティング。2012年3月、株式会社愛知アジア総合研究所を設立し、代表取締役に就任。

タイムリーなタイ訪問

AARI取締役の原が会長を務める、あいち産業振興機構所管の製造業経営者を中心とした異業種交流組織「G-Interactive」(以下、G-In)にて、今月初めにタイへ研修旅行に行ってきました。

研修の目的は現地日系工場の視察と現地で活躍する商社マンとの情報交換。G-Inの海外研修は毎年1回開催されており、今回のタイ訪問自体は半年以上前から決まっていたものですが、尖閣問題以来ポスト中国への関心は否応なくG-Inのメンバーの中でも高まっており、そういった意味では非常にタイムリーで、いつも以上に有意義な研修になったと思っています。

メンバーの中には既にタイで現地法人を経営している人、現地法人は持っていないものの頻繁にビジネスでタイを訪れている人もいたりしますが、私自身はメインのフィールドが中国のため、2年ぶりのタイ・バンコクへの訪問となりました。
 
好況なタイの自動車産業

2年ぶりに訪れたバンコクは、屋台と渋滞とクラクションの間を人が行き交う、そんな相変わらずの熱気にあふれていましたが、以前と少し違った印象を受けたのが、すれ違うクルマの新しさ。 以前はボロボロのクルマをちらほらと見かけたのですが、今回渋滞の道路を埋め尽くしていたのはキレイで新しいクルマが多く、それも殆どが日本のメーカーのものでした。

何でも昨年9月から、クルマを始めて購入する国民に対し、1500cc以下のクルマの購入に限って自動車物品税を最大10万バーツまで還元するという減税措置が開始され、その影響もあってクルマが売れている様子。さらに、元々タイでは新車販売の90%が日本車といわれるほど日本車の需要が高く、そのため渋滞を埋め尽くすクルマの殆どがトヨタ、ホンダ、三菱などの日系メーカーだったというわけです。

私たちのバンコク滞在中に「トヨタ・モーター・タイランド設立50周年式典」が開かれ、その中で豊田章男社長が「近い将来、タイでの生産能力を年100万台にまで引き上げたい」(現在は67万台)と話したそうですが、いずれにせよ、昨年の洪水の影響を殆ど感じさせることもなく、タイの自動車産業は随分好調な様子。日本からの進出企業も部品メーカーを中心に更に増えており、十分に整備されたサプライチェーンと洪水対策が、引き続きタイでの日本車生産台数を増やしていくと予想されています。

今回G-Inのメンバーは、熱処理工場とプレス加工工場の、いずれも自動車産業に関わる2社を訪問しました。詳細な情報はここでは割愛させていただきますが、2社ともタイの自動車産業の好況ぶりを反映して活況を呈している様子で、2015年までは増産傾向が予想されているとのこと。

先にあげた減税措置が終了した時の国内需要の低下や、バーツ高になった時の輸出力の低下といった不安要素はあるものの、タイ以外のASEAN諸国をも視野に入れた場合の立地条件や国民の親日具合を考えると、中小企業にとって、まだまだタイは進出候補として魅力ある国だといえそうです。

それでも無視できない存在、中国

ARIでは今後、タイを含めたASEAN諸国への進出支援にも力を入れていきますが、設立当初から注力している中国・江蘇省常州市とのプロジェクトも、尖閣諸島問題以来一旦は停滞を余儀なくされていましたが、ここにきて再び進展を見せています。

巷では、ポスト中国、或いはチャイナプラスワンがしきりに囁かれていますが、それはそれでごもっともなことと認識した上で、我々は中国という巨大市場から目を離すことなく、愛知の中小製造業にとって切っても切り離すことのできない中国との交流を更に深めていきます。

次回のレポートでは、しばらくご無沙汰していた中国・江蘇省常州市と推進している技術提携プロジェクトについて、新たな展開をお伝えできるかと思っております。ご期待ください。


 (次回に続く)


※AARIが提供するサービス、及び常州市プロジェクトの最新情報はAARIのWEBサイトhttp://www.aa-ri.co.jp をご覧ください。情報は随時更新予定です。

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