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AARIアジア中小企業レポート
株式会社愛知アジア総合研究所(AARI)

記事更新日.13.03.28

製造業を中心とした愛知県および東海地域の中小企業に向けて、アジア各都市とのコネクションと様々なソリューションに関わるノウハウをもとに、技術支援、品質管理支援、環境対策支援等、ソフト面での海外進出をサポート。第一弾として、中国江蘇省常州市への進出サポートを展開中。
■問合せ先
〒460-0011 名古屋市中区大須2-23-36 ラディアント大須2F
電話 052-205-8033 FAX 052-205-8034
E-mail info@aa-ri.cojp URL http://www.aa-ri.co.jp
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■第12回 この1年間を振り返って

執筆者:株式会社愛知アジア総合研究所 代表取締役 乗松薫
1970年名古屋市生まれ。1996年早稲田大学法学部を卒業後、岩手朝日テレビを経て、2000年ヤフー株式会社入社。2003年、名古屋にて株式会社ミルゲート(旧 有限会社エヌ・プランニング)を創業。以後、WEB領域を中心に、ナショナルクライアントから中小製造業まで、数多くの企業の国内およびアジア地域へ向けたプロモーション業務に携わる。専門領域は国内およびアジア市場へのプロモーションプランニングおよびコピーライティング。2012年3月、株式会社愛知アジア総合研究所を設立し、代表取締役に就任。

1年の節目に〜パネルディスカッションへの参加〜

AARI愛知アジア総合研究所が設立されたのは、昨年3月15日のこと。そして、そのちょうど1年の最後を締めくくる今年の3月14日に、あいち産業振興機構さんが主催するイベント「『日中の交流拡大と進化に向けた行動セミナー』〜ビジネス交流を中心として〜」に、パネラーとしてお招きいただきました。

当日は、中華人民共和国駐名古屋総領事館で科学技術担当をされている梁晋領事による「中国と中部地域とのビジネス交流の深化に向けて」と題した基調講演の後、前職のJETRO勤務時に中国に10年滞在された経験を持つ愛知大学国際ビジネスセンター 所長の阿部宏忠准教授をコーディネーターに、以前弊社のセミナーでも講師を務めたくださった常滑焼中国進出の仕掛け人、株式会社FLYING代表取締役の加藤剛さん、1999年から中国貧困地へ小学校12校の寄付活動を続けていらっしゃるNPO法人日中佛教交流文化協会理事長の龍道華彩さん、上海市政府との合作事業として「崇明島自然がっこう」を展開されている一般社団法人ときの羽根代表理事の久田治子さん、そして私の4名がパネリストとして参加し、それぞれの活動事例の紹介と今後の中国ビジネス展開についてパネルディスカッションを行いました。

コーディネーターの阿部准教授のまとめの中に、「日中関係は人間関係が重要」といったお話がありましたが、私も含め、参加したパネラーに共通しているのは、中国側のキーマンと年月をかけて人間関係を構築し、その上で中国における活動を展開しているということ。基調講演をされた梁領事が、その講演タイトルに日中交流の「進化」ではなく「深化」という言葉を選ばれたように、日中間の人間関係が深化して初めて、両国間を跨いだビジネスが成り立つのだと、改めて確信しました。

私にとっては、ちょうど1年の節目にこのような機会をいただいて、セミナー前にプレゼン資料をつくりながら、当日パネラーとして発言をしながら、そして終了後に参加者の方と意見交換をしながら、AARIの1年間の活動を振り返ることができ、とても良い機会となったのでした。
 
「民意」に耳を傾けることの重要性

パネラーとして参加する機会をいただき、改めて中国でビジネスをする上での「人間関係の構築」の重要性を感じたわけですが、もう一方で最近「民意を意識した視点」を持つことの重要性も感じています。

様々な政治的背景があるものの、中国にも当然「民意」はあります。そしてそれは、日本では反日運動といった極端な例だけが取り沙汰されがちですが、例えばインターネット上で3億人のユーザーを持つミニブログ「新浪微博」等の中では、日常の些細な問題から外交問題まで、溢れかえるほどにつぶやかれています。その民意に、つまり政府ではなく民間の声にも、中国ビジネスを展開するにあたっては、注意深く耳を傾ける必要があると思うのです。

中国ビジネスを円滑に進める上において、人間関係の構築、とりわけ政府との深く良好な関係を構築することは、とても重要なことです。実際、AARIの常州プロジェクトも、時間をかけて市政府との良好な関係を築き上げてきたからこそ、軌道に乗って来ているのは間違いありません。しかし、それだけに終始していると、肝心なところで商機を逃してしまったり、或いは思わぬところで足をすくわれてしまったりする可能性が多分にあります。

ビジネスを成功に導くためのマーケットの声として、或いは民意に足をすくわれてしまわないためのリスクヘッジとして、これからの中国ビジネスを考える時、民意に耳を傾けることは人間関係の構築同様、必要不可欠なことだと思うのです。

この1年を振り返ると、会社設立に始まり、熱処理企業団の来日、尖閣問題によるプロジェクト消滅の危機、そしてプロジェクト再始動、マッチングビジネスの開始と、AARIは紆余曲折がありつつも確実に大きな一歩を踏み出すことができました。

2年目の活動も、これまで以上に常州市政府との関係の深化を目指すのと同時に、実際の交流を通して、或いはインターネットを通して、中国に生きる民間の人たちの声にも注意深く耳を傾けつつ、まずは愛知県中小製造業と常州市中小製造業のかけがえのない橋渡し役となることを目指して、AARIメンバー一丸となって邁進していきたいと考えているのです。



 (次回に続く)


※AARIが提供するサービス、及び常州市プロジェクトの最新情報はAARIのWEBサイトhttp://www.aa-ri.co.jp をご覧ください。情報は随時更新予定です。

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