同社は1978年、代表取締役の小西正夫氏が設計事務所として設立。プレス金型の設計から溶接部品の組み立て装置、エンジン部品の組み立て自動化装置等の設計製作へと事業分野を拡大。提案・開発型企業として取引先から高く評価されています。
小西社長の技術開発に賭ける情熱が同社の成長の原動力。そして「無から有を生む」秘訣は、あらゆる業種の技術、機械を開発した経験から培われた開発ノウハウだといいます。
「機械装置でも取引先から“これを作ってくれ”という話がくるようではダメです。こちらから“これを作ったほうがいいですよ”と提案できなくては信頼を得ることはできません」。
物づくりの基本と発想を熟知しているからこそ、取引先のニーズを先取りした提案ができるといえましょう。それだけに、研究開発に対するこだわりは人一倍です。
「当社は一号機しかやりません。量産装置になったら請け負いません。見積もりも出しません」。
「たとえば工作機メーカーは工作機を作るノウハウは持っていますが、今までなかった物を作っていこうという発想はありません」。
「試作品から、生産設備装置の研究・開発まで一貫した研究・開発を完成させるためには、様々な経験と実績がないとできないものです。過去の経験と現場を熟知したノウハウがないとできない」。
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