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  トップ > 企業ルポ 経営革新に挑戦する中小企業 > 株式会社 リクエストグループ
個の信頼から企業の信頼を築き上げる
代表取締役 西川原 毅  
株式会社 リクエストグループ
■主要事業
広告制作に特化したプロモーション事業運営
■問い合せ先
株式会社 リクエストグループ
〒450-0003名古屋市中村区名駅南1-19-13
Tel 052-586-9571
http://www.request-inc.co.jp/cms/
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現在のリクエストグループは、1990(平成2)年に(株)リクエストとして設立された。現在の企業理念のベースとなっているのは西川原社長本人の人柄・経験によるところが大きい。学生時代から独立志向が高かった西川原社長は、「自分の信頼で仕事を生み出せる」「独立時に元手を必要としない」という理由で大学卒業後、広告代理店へ就職した。広告代理店での経験を生かし独立したのがリクエストだった。 「私がアポイントの時間に遅れたら、トラブルだと思ってくれるんだよ」(西川原社長) 「時間を守る人」という周囲の認識が根付いている証拠だという。「時間とお金」をとにかく大切にするという西川原社長の日々の行動こそが、現在の事業の基盤となっている。


信頼を結果に変えるために

リクエストグループは現在、3社体制で運営している。広告制作に特化したプロモーション事業運営を行う「(株)リクエストグループ」、SPを切り口としたプロモーション事業運営を行う「(株)リクエスト」、出版、編集事業、ECサイト運営事業を行い、独自の配布チャネルを有する「(株)リクエストサービス」の3社だ。最大のつよみは各社が連携して、お客さまの要望に包括的かつ一元的に対応できることにある。その結果、現在は大手メーカーのセールスプロモーション、キャンペーン運営、大手広告代理店からの依頼で実施するプロモーション制作業務などを中心に事業を展開している。バブル期以降、競争が激しい現在もプロモーションの分野で活躍し続ける最大の理由は取引先・業界内からの「信頼」を勝ち得たからだ。 西川原社長が大切にしてきた「個の信頼」はいつしか「企業の信頼」となり、そして「お客さまと生活者を結ぶ信頼」を築く大切な役割を果たしている。「経営革新計画」への挑戦も、その「信頼」を築くために必要な転機であった。


従業員から

「自分もしっかりしなくては」と緊張感がありました。
アカウントディレクター 宮地 常之 さん
入社した時点で社内でのファイル管理など個人情報の取り扱いは厳しいものだったと語る。同時に「信頼できる」という感想をもった。現在は社員5人で運営されている情報セキュリティ委員会の委員長を務めている。今後は、現在のマニュアルをより管理しやすく持続可能なものに改善していくという。


「信頼」を勝ち取ることが差別化に

転機は2005(平成17)年に訪れる。同年施行された個人情報保護法を期に「信頼」を勝ち取るための武器になるよう個人情報を保護できるセキュリティ体制に力を入れた。 1998(平成10)年頃からキャンペーン事務局の仕事を請け負っていたが、当初はキャンペーン応募の窓口となる事務局機能を外部企業に委託していた。その後2000年代に入りインターネットでの応募が一般的になると、「生活者の視点」からも、セキュリティの観点に配慮が必要であることに気付いたのだ。個人情報保護の重要性を認識した。同時にアイデアや価格の勝負になり始めていた業界内でも差別化を図ることができる武器になりうると考えたのだ。 そして2005(平成17)年6月、情報セキュリティの国際規定である「ISO 27001」を取得した。 「ISOを取得するにあたり10人程の社員とマニュアルを作成するのは楽しい経験だった」(西川原社長) しかしその時点の設備は、個人情報に関するデータを各個人のPC端末で管理しており、人的ミスなどがどうしても発生してしまう。PDCAを繰り返し、さらに効率的に集中管理できる社内の仕組みを目指すこととなる。


「経営革新計画」の活用によるシステムの導入

個人のPC端末に入っていた情報をファイルサーバで集中管理するシンクライアントシステムの導入を決意した。システム導入資金を検討する中、取引先の金融機関から「経営革新計画」に関する情報を得る。 2007(平成19)年に「経営革新計画」の承認を得る。「信用保証の特例」を活用して金融機関から融資を受け、シンクライアントのシステムを導入した。


時代が求めていた「信頼」


2005(平成17)年のISO 27001取得以降は、キャンペーン提案時に個人情報に対する情報セキュリティ対策が十分な体制であることをアピールすることで受注率が飛躍的に高まった。情報セキュリティ対策が万全でキャンペーン事務局機能を任せることができる委託先を探している企業も多かったのだ。


社内の仕組みづくりはモチベーションを高めた。


システムの導入と同時に社内用マニュアルの精度を高めていった。システムの取り扱いだけではなく個人情報を取り扱うフロー全体を確立したことによって社員の意識も変わっていった。個人情報を取り扱う業務であっても、安心して自分の業務に取り組むことができる環境が整ったのだ。社員の「会社への信頼」が生まれたのだ。


「信頼」はさらに飛躍する。


東日本大震災の影響によるイベントやプロモーション自粛は、一時的に会社全体の経営にも大きな影響を及ぼした。しかし、3社体制という最適な形を築き上げたリクエストグループは、海外展開も視野に、さらなる挑戦を続けていく。


経営革新のポイント



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