先代(社長のお父様)が繊維商社勤務を経て独立して、名古屋市守山区にて製品問屋を創業しました。 2000年以降は中国等から衣料品輸入増の影響を受けたことにより、製品問屋として生き残りが難しくなり、10年前に縫製加工へシフトしました。
生鮮食品の集積地である北部市場へは衣料品小売店として入店しました。本場及び市場関連のお取引も多く、また北部市場内の福利厚生的役割を求められた背景もありました。入店当時は北部市場関連商品棟の4階には宿泊施設があったことから、下着や作業服などの生活衣料品が求められたことが容易に想像できます。
守山区からこの北部市場内に拠点を移したもう一つの理由がトラックの搬入にありました。生地、製品を積んだ10トントラックが容易に出入りできる建物は魅力でした。時代とともに関連棟にも空き店舗が目立ちはじめ、空き店舗の活用もから縫製加工場へと業務を変革しました。北部市場には多数の会社が出入りしており、会社で着用するユニフォーム、エプロンの製造が始まりました。
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