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ホームページの間接効果は意外にも大きかった(第3回)
加藤澄江 記事更新日.06.10.13
ソーシャル・コーチング・センター株式会社 代表取締役 
■問合せ先
名古屋市東区葵1−25−1 ニッシンビル913
TEL: 052-979-4661  FAX: 052-979-4662
http://www.scc-coach.com
Email:info@scc-coach.com
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前回はSEO(検索エンジン対策)に特に有効なHTMLタグを中心にご紹介してきた。すぐに取り組める簡単な内容ばかりだったので、読者の方も早速実践された方が多いことと思う。今回はホームページへの集客はもちろん、その来訪者をこちらの意図するページへと導く方法などについてSCCの実績を交えながらご紹介する。
■ブログ活用
昨今「ブログ」は個人・法人を問わず、手軽に情報公開できるツールとして重宝され、瞬く間にその知名度をあげてきた。念のため「ブログ」について簡単に解説しておこう。「ブログ」とは、簡単に言えば「インターネット上の日記」である。「ブログ」は「ウェブログ(weblog)」を略した言葉で、「Web上に残される記録」という意味を持つ。「ブログ」の中には、高度な社会問題などを扱ったジャーナリスティックなものから、興味のあるニュースに独自の論評を加えるもの、個人的な日記やエッセイ、カメラつき携帯電話で撮った写真を載せたものなど、さまざまなテーマ、内容のものが存在している。

大概の「ブログ」は誰でも無料で手軽に開設できるため、このような便利な「ブログ」ツールを活用しない手はないということから、その活用方法を検討した。

SCCが提供するサービスは無形行為であるため、その価値を対外的に判断することは相当難しい。そこで「ブログ」の活用だった。サービスを提供する主体者が定期的に「ブログ」を通じ、日常の出来事、コーチングについて、事業について、あるいは家族についてなどとさまざまな考えや想いを積極的に発信することで、人となりを伝えることが可能となる。人となりは安心感を醸成し、見ず知らずのファンも増える。加藤氏曰く「ブログ開設後、お客様のなかには初対面なのに、私のことをやけに詳しく知ったうえで会話してくるので、摩訶不思議な感覚だった」と言っている。まさにインターネットならではの現象だ。

■導線確保策
一般的にホームページへ訪れたユーザーの動線は、ページ内に配置されたメニュー項目に沿って移動されるため、上部あるいは左部に配置されたメニュー項目ほどクリック率が高くなる傾向にある。したがって、基本的な来訪者の動線はメニュー項目に従ったものとなる。ユーザーの操作性が高く使いやすいホームページは、次に欲しい情報、必要となるであろう情報への動線が確保されているページといえよう。つまり、この動線上に運営者側の意図を織り交ぜることで、見てほしい情報へアクセスしてもらうことが可能となるわけだ。

現実の世界においても、コンビニエンスストアなどに見られる店舗レイアウトは、お弁当コーナーや飲料コーナーを店舗奥へ配置することで、隈なく店内を巡回してもらい「ついで買い」を促進しようという店舗側の意図を織り交ぜたレイアウトとなっている。ホームページ上においても基本的な考えは同じである。

このような考え方からSCCでは、「SCCコーチング講座のご紹介・料金」ページにおいて、はじめに「SCCコーチング講座」の概要を見てもらえるよう最上段に掲載した。講座概要を知った後、ユーザーが次に欲しいと思われる情報を「カリキュラム内容」と仮定し、その導線を確保した。導線は講座概要の欄内に「→カリキュラムの詳細を見る」というリンクを設けることで対応した。

カリキュラム内容を掲載するにあたっては、その掲載の可否について議論があったのでぜひ触れておきたい。

SCCにおける「カリキュラム内容」は、いわば事業の要ともいえるオリジナリティの高い内容であり、他社との重要な差別化ポイントである。この内容をホームページ上に掲載するということは、競合他社から模倣されるリスクを考慮しなければならない。当初は掲載しない方向で議論が進んだが、最終的には以下の2点によりその掲載を許容することとした。

1点目は『ホームページ上における競合他社の情報公開の程度』である。競合他社のホームページにおける情報公開の度合いを調査したところ、いずれも他社はカリキュラム内容を一覧掲載していた。閲覧者の立場からすれば、SCCのみがカリキュラムを非公開にしていることは、カリキュラム内容について他社と比較することができないため、選定の対象から外されてしまう可能性が「大」である。

2点目は「模倣の実現可能性」だ。ホームページ上に掲載するカリキュラム内容は、実際の講座内容の詳細を掲載するわけではなく、あくまで講座の概要を示すタイトルや見出し程度にしか過ぎない。競合他社がこれらタイトルや見出しから事業のヒントを得ることはあったとしても、SCCが提供する講座の内容を完璧に模倣・再現できる実現可能性は限りなくゼロに近いのである。

「カリキュラム内容」を確認したユーザーは、次の導線としてページ末の「この講座は」と題した段落へ向かう。この段落では対象としている受講生の層・受講することで得られる効果などを訴求している。セールスで言えばいわば「クロージング」にあたるフェーズだ。そして最後に「お問合せはこちら」というボタンを配置することにより、動機付けられたユーザーがスムーズに問合せページへと移動できる導線を確立しているのである。

中小企業を対象に、ホームページ戦略策定・SEO対策・アクセス解析・ 運用支援と企業ホームページ全般のプロデュースを行っている。
リップル http://www.rip-ple.com/
あいち専門家グループ http://www.asg.name
サービス業に限らず、不特定多数にメッセージを手軽に発信できる「ブログ」を活用しない手はない。製造業においても、モノづくりにかける熱い想いやこだわりを綴ることもできる。またブログ記事には、コメントやトラックバックを付けてもらえるという点からも、インターネットを介した双方向コミュニケーション手段として有効だ。

また、単に掲載したい情報を並べたホームページではなく、あくまでユーザー視点に立脚したページ制作を心掛けている点は素晴らしい。ページにストーリー性を持たせ、導線を意識したページとそうでないページでは、当然成約率にも違いが出てくる。ユーザーの欲しい情報が迷うことなく提供されたページこそ、居心地がよく、安心感あるページとなり得る。実際にSCCでは訪問者の約3割が、3分以上滞在しているという結果も出ている。

これまで全3回に渡り、ソーシャル・コーチング・センター株式会社のWeb戦略をお伝えしてきたが、次回からは別企業の事例をご紹介していく予定だ。

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