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  トップ > 企業ルポ 経営革新に挑戦する中小企業 > 有限会社 マルオカ
先見性・決断・行動力が販路開拓を成功へ導いた
代表取締役社長 岡安 定義  
有限会社 マルオカ
■主要事業
竹の子・水煮野菜など農産加工品のパック製造・販売他
■問い合せ先
有限会社 マルオカ
〒444-0531 愛知県西尾市吉良町岡山山崎22-3
Tel 0563-35-0329
http://www.maruoka-sansai.com/
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1980(昭和55)年、竹の子缶詰製造販売の丸岡農産加工として誕生し、竹の子や山菜水煮商品の生産をしてきた。1989(平成元)年に法人化し、その後「経営革新計画」をきっかけに根菜類の水煮商品を生産する一貫体制を実現した。産地から直接原料を仕入れ、大手スーパーなどへ直接販売することで、鮮度の高い商品をスピーディーに提供している。 現在は愛知県西尾市吉良町に本社・工場を構え、根菜類の水煮加工商品の生産を中心に、地域社会に根ざした特色ある食品メーカーとなることを目指している。


一貫体制、生産者とのつながりが支えるおいしさ

マルオカのつよみは「一貫体制」「つながり」にある。商品の根菜類について洗いから加工・パック、搬出までの一貫体制をつくったことで、鮮度を保ちつつスピーディーにスーパーなどの納入先へ供給することを実現している。この一貫体制を支えているのは、竹の子や根菜など原料の仕入れ先や納入先のバイヤーとのつながりであるという。食品加工メーカーにとって、高品質の原料を安価に供給することのできる生産者は不可欠である。また自社商品の価値を理解することのできるバイヤーが納入先に存在することは大きな武器となる。 「よい原料をなるべく効率よく仕入れること。それには生産者とよい関係をつくることが大切です。同じように大切にしているのは納入先であるスーパーのバイヤーさんで、必ず次のビジネスのヒントをいただけるんですよ」(岡安社長) よい商品づくりが人とのつながりをつくり、そのつながりがよい商品を生むきっかけになるのだという。 こういった現状を作り出すまでには多くの試行錯誤や挑戦があったが「経営革新計画」への取り組みが大きな転機になったという。


従業員から

売れるということは、お客さまから価値を認められている証。
それが一番うれしい。
工場長 浅岡 喜志夫 さん
「経営革新計画」前は野菜の皮むきなど手で行っていた作業も多かったが、「経営革新計画」の設備投資のおかげで手作業の割合は減り、生産性は向上した。 「機械化というとネガティブな印象だが、それだけ商品が必要だということなんです。商品が多くの人に買ってもらえることがとてもうれしい」そう誇らしげに語った。


「設備投資」は必然のタイミングだった。

以前は竹の子・山菜類を青果問屋などへ卸すというビジネスモデルであった。そのため中国産の安価な商品が増えていくなかで、価格競争に巻きこまれていった。 そんな中風向きが変わる。外国食材の不祥事など輸入食品に対する不信が高まり、国産食品回帰の流れが始まったのだ。 「新しい商品を開発し、販路を開拓しなくては」岡安社長がちょうど設備投資を考えていたタイミングだった。「経営革新計画」への一歩は、「つながり」が教えてくれた。きっかけは以前から訪れていた西尾商工会議所。ある日担当者から「設備資金の一部を無利子で借りられる制度」があると教えられた。「これならいけるかもしれない」岡安社長はこの制度をより有利な条件で利用するために早速「経営革新計画」の作成を進めることにした。


「スムーズに進めることができました。商工会議所の担当者の方にアドバイスをもらいながら一緒に進めましたから」

岡安社長は西尾商工会議所に通いながら事業計画書を作っていった。 「事業計画は今まで立てたことがなかった。以前は自分の頭の中で考えていたんです」(岡安社長) 必要書類の作成も西尾商工会議所と一緒に行うことでスムーズに進められたという。一連の作業は、事業の見える化にもつながった。


ビジネスモデルが変わった。


設備投資による生産能力の向上は、マルオカにとって新しい販路開拓への挑戦につながった。今までの野菜問屋をルート営業するビジネスモデルから、大型のスーパーなどへ直接販路を開拓できるようになったのだ。そこで活躍するのが4年前に入社した岡安常務である。 「やれることを、一つ一つやっただけ」(岡安常務) 売り場を訪れ、どういったものがいつ売れているのかを研究。競合の供給が丁度少なくなるタイミングを狙って商品をアピールした。信頼関係ができてくるとバイヤーから課題をもらいそれに応えていく。その繰り返しで今では全国の大手スーパーにも直接販路を広げることができた。


「経営革新計画」による変化は、社員の気持ちに変化を与えた。


今までルート営業だけだった営業活動は、人員を増強して新規開拓にも取り組んだ。工場で働く社員も誇りを持って働けるようになった。「自分の作っている商品が大手スーパーで並んでいるんですから」(岡安常務) 今後はマルチで活躍する社員が必要だ。「スピードが求められている。それに対応するためには営業と製造どちらもわかっている社員が必要です」(岡安社長)新しい人材を育て、会社組織を作り上げることを進めている。


効果が経営の数値に現れた。


「経営革新計画」の効果は前後の数値に現れていた。「計画どおりに進んでいきました」(岡安社長) それまで3年間、芳しくなかった売り上げ・利益ともに、計画どおりの右肩上がりに推移したという。


経営革新のポイント



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