4. Windows Defender(Windows Update)

4.1 [Windows Defender]とは

[Windows Defender]とは、Microsoftが開発したスパイウェア対策ツールです。
コンピュータをスキャンして、スパイウェアやマルウェアを発見し削除する機能を持っています。
以前は「Microsoft Anti Spyware」と呼ばれていました。
Windows Vistaには標準で搭載されていますが、Windows XPでも無料で導入することが可能です。

Windows Defender 公式サイト:
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/spyware/software/default.mspx


4.2 スキャン

[Windows Defender]の主な機能はコンピュータのスキャン及びスパイウェアの削除です。
コンピュータのスキャンには[クイックスキャン]、[フルスキャン]、[カスタムスキャン]、[自動スキャン]の4種類があります。

(1)[クイックスキャン]
[クイックスキャン]は、コンピュータのハードディスク上でもスパイウェアが感染する可能性の高い領域をスキャンします。
スキャン領域を制限しているため、スキャンにかかる時間は比較的短くなっています。
[Windows Defender]画面の[スキャン]アイコンの右にある▼を左クリックし、[クイックスキャン]を左クリックして実行します。


(2)[フルスキャン]
[フルスキャン]はコンピュータのハードディスク上のすべてのファイルとプログラムをスキャンします。
実行中のプログラムもスキャンの対象になるため、スキャン実行時にはコンピュータの動作速度が低下する場合があります。
[Windows Defender]画面の[スキャン]アイコンの右にある▼を左クリックし、[フルスキャン]を左クリックして実行します。