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IT管理者お助けマニュアル>ネットワークとは>ネットワークの基本
1.1 ネットワークの基本
   

ネットワーキングとはコンピュータを接続してローカルエリアネットワーク(LAN)を構築し、情報やリソースを共有することです。
概念は簡単ですが1台のコンピュータを別のコンピュータに接続してやり取りするには多くの技術が必要となります。さらに物理的な接続やそれぞれに関連するソフトウェアにはさまざまな選択肢があります。

・スタンドアローンコンピュータ
   
※フロッピーディスクをコンピュータユーザー間で受け渡しする方法をスニーカーネットといいます。




   1台のPCにシステム、アプリケーション、データ、周辺機器などすべてが格納されています。データを別のPCと共有するためにはフロッピーディスクなどが利用できます。また2台目にもシステム、アプリケーション、データ、周辺機器を同じようにセットアップする必要があります。


  ・簡単なネットワーク
   

複数のPCをネットワークケーブルでつなぎ、必要なシステムをセットアップすれば簡単なネットワークを構築できます。
この環境では少なくともデータとプリンタの共有をすることができます。各PCに「必要な環境は(ネットワーク)システム、アプリケーションとなります。

 

  ・ローカルエリアネットワークとワイドエリアネットワーク
   

オフィス内やフロア内においてコンピュータや周辺機器から成る小さなネットワークをローカルエリアネットワークといい、キロメートル単位の距離に及ぶ2つ以上の地域を結ぶネットワークをWANといいます。

広域LANとは?
  LAN構築をする手軽さでWANを構築できる仕組み
100Base−TXを利用した場合最大転送距離は100Mであったがギガビットイーサネット(1Gbps)や10ギガイーサネット(10GBps)が登場するようになって最大転送距離が5Km,40Kmまで延長でき、中(長)距離のLAN構築が可能になりました。
上記技術発展のため、各拠点に分散しているLANを一つのセグメントとして構成管理することができるようになりました。