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インターネットで使われている技術

TCP/IP(ティーシーピーアイピー)

インターネットで使われている標準のプロトコルです。プロトコルとは相互にデータをやり取りするための決まりごとです。現在のオペレーティングシステムでは標準でTCP/IPの機能が組み込まれているため、あまり意識する必要はないでしょう。また、標準で組み込まれているため、インターネット以外のネットワーク、たとえばLANを構築するときなどにも使われています。

IPアドレス(アイピーアドレス)

インターネットに接続されたコンピュータを識別するための番号です。通常のインターネット接続では自動的に割り振られるため、意識する必要はありません。しかし、LANを構築するときなどには、自動的に割り振るよりも、固定して使ったほうが便利な場合が多いため、固定して使うこともあります。

HTTP, http (エイチティーティーピー)

ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコルの略で、ホームページのデータを転送するために必要な決まりのひとつです。直訳で、HyperText(ホームページのデータを)、Transfer(移動する)、Protocol(決まりごと)と考えるとわかりやすいかもしれません。

FTP, ftp (エフティーピー)

ファイル・トランスファー・プロトコルの略で、インターネットを通じてファイルをやり取りするための決まりごとです。インターネットの初期(ホームページもない時代)から使われてきたプロトコルで、httpなどに比べてサーバへの負荷が少ないのが特徴です。

現在では、ファイルのダウンロードをするときに使われるほか、自分で作ったホームページをサーバへ転送して公開するときによく使われます。

 

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インターネットで悪用される技術