本県の活力を維持し、さらに発展させるためには、元気な愛知を支える高度で幅広い産業の集積という強みを生かしながら、多様で競争力のある次世代を担う産業の創造・集積を図っていくことが必要です。そのため、「産業創造計画」に基づく、産学行政連携による研究開発や戦略的な企業誘致などを行うとともに、「就業促進プラン」に基づく、意欲と能力のある人づくりや多様な働き方ができる職場環境づくりなどの諸施策を積極的に展開していきます。
平成19年度の産業労働行政は、今後の成長が期待される「健康長寿」、「環境・エネルギー」や「ライフ・クオリティ」等の次世代産業分野について、計画的かつ戦略的な取組みを推進し、「新しい産業の創造」を目指すとともに、本県の産業を支え新たな産業を生み出す原動力となる中小企業の競争力を高めるため、
「中小企業の活力の向上」を目指してチャレンジする中小企業を支援していきます。また、若年者、高年齢者、女性や障害者等の就業促進や人材の育成により労働力を確保し「安心していきいきと働ける環境づくり」に努めていきます。さらに、多様な観光資源を活用した国内外からの観光客誘致や、国際的なイベント・コンベンションの誘致・開催による観光・交流の活発化を図るとともに、魅力ある商店街・まちづくりを目指す「交流と賑わいの創出」に努めていきます。
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