デジタル化の背景・目的
大変革の時代に入り、顧客の感性が大きく変化し、ソファのニーズも当然大変化の最中にあります。既存顧客へのアプローチは当然ECを徹底活用しなければなりません。
今までのように、顧客を一握りの共通項で考えていては、変化する顧客ニーズにとり残される危険があります。
既存顧客のニーズを深堀するとともに、新規顧客、特にZ世代をはじめとする新しい購買力を持った、新しい感性を持った人たちに直接アプローチするD2Cの仕組みを持ったECサイトの必要性があります。
単に商品を売るサイトではなく、顧客の感性に訴える体験型、共感を得ることができる仕掛けなど、新しいECサイトで実験すべきことがたくさんあり、こうした環境変化に対応する新規ビジネスを戦略的に構築していきます。
解決すべき経営課題
- 中核を担う人材の採用と育成
- キット、ウィスキーソファ、スタンダードソファ、ホテルソファブランドの確立
- 建築事業部を立ち上げて売上を確保し、経営改革の資金を確保する
- 既存顧客の情報、新規顧客の情報を収集・分析して新商品を開発する
デジタル活用の概要
1.自社ブランド商品のECサイト開設「Adesso」ブランドのサイト立ち上げ
⇒BtoC,BtoB(DtoC)のソファブランドを新規事業として構築する
①ウィスキー②キッズ③スタンダードソファ④ホテルソファ
⇒ECサイトは2月末に完成予定
2.業務用ソファ(既存事業)既存ECサイトの拡張を図る
⇒「カグッド」ブランドで既製品の採り売りを拡張する①家庭用②業務用
400アイテムの情報入力作業が2月中に完成の予定
3.既存サイトの立ち上げを行ったが、運営戦略(集客戦略)がなかったので、肝心の受注拡大につながらなかったことを反省し、戦略的なEC運営を行うこととした。
1.及び2.の新しいECサイトを構築することによって、新しい経営戦略・ビジネス改革を実行する
1-1 新しいソファブランドを3年間で確立する
1-2 顧客の体験と共感を生むソファ販売を全国に展開する
1-3 社員と協力会社の社員がやりがいを持って働くことができる会社にする
顧客価値の変革
2-1 AdessoECとカグットECで家具購入の新機軸を構築する
2-2 個性的ソファブランド(キット、ウィスキー、スタンダード、ホテルソファ)の確立
2-3 作っている工場から直接購入する(D2C)価値を浸透させる