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本県の雇用・就業対策の基本プランとなる「あいち就業促進プラン」に基づき、若年者、高年齢者等の就業促進、労働力確保に努めます。特に、失業率の高い若年者に対するきめ細かな就業支援や新たな雇用・就業対策などにより、地域の雇用の安定を図ります。また、厳しい雇用環境にある高年齢者・障害者の雇用・就業を促進し、その能力を十分に発揮できる社会の実現に向けた雇用環境の整備を図ります。
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雇用失業情勢の急速な悪化に対応するため、国の交付金を活用して短期的な雇用・就業機会を創出する「緊急雇用創出事業基金事業」と、地域の発展に資すると見込まれる事業により、求職者に対して継続的な雇用機会を創出する「ふるさと雇用再生特別基金事業」を実施します。
また、新たに設置する「あいち求職者総合支援センター」において国と連携し、生活・就労相談や職業紹介等を行います。
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若年者の早期離職、フリーターの安定就業等に対処するため、「ヤング・ジョブ・あいち」において、就職に関する相談から職業紹介までのサービスを総合的に提供するとともに、フリーターやニート又はその家族に対して心理の専門家による相談を行います。
また、県内の各市町が開催する就職支援イベントにキャリアカウンセラー等を派遣して若者に対する就業相談を実施します。
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中高年齢者等を対象とした再就職支援セミナーの開催やアドバイザーによる高年齢者雇用管理に関する無料相談・援助、各種助成金の相談並びに各種の普及啓発を行い、高年齢者等の雇用機会の確保を図ります。
さらに、60歳以上の高年齢者の希望に応じた臨時・短期的な業務に係る就業機会を提供するシルバー人材センターの育成・支援を行います。
また、自立の意思のあるホームレスの就業を支援するため、国や名古屋市と連携し、カウンセリングの実施やセミナー等を開催します。 |
障害者を対象とした就職面接会や事業主の理解を深めるためのセミナーの開催や優良事業所の表彰を行い、障害者の雇用促進を図ります。また、障害者を雇用している中小企業事業主に対し、愛知県独自の奨励金を支給し、障害者の職場適応を進め、定着雇用を図ります。
さらに、福祉施設の職員を就労支援者として育成するために、就労支援に関する専門知識の研修会を開催し、研修修了生は、支援を必要とする障害者や事業所への相談・助言を行うため、職場等に出向いて福祉的就労から一般就労への移行を促進します。
また、発達障害者の就労を支援するため、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が実施するジョブコーチ支援終了後引き続き支援が必要な場合は、県がジョブコーチ又は障害者就労支援者を事業所へ派遣します。
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労働者の社会的経済的地位の向上と雇用の安定を図るため、事業主等が行う職業訓練に対する支援を行うとともに、公共の訓練施設において、職業訓練を実施します。
また、「モノづくり人材育成愛知モデル」に基づき、モノづくり産業を中心として産業人材の育成を図るための諸事業を展開します。
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知事が認定した職業訓練を実施する中小企業団体などに対し、運営費を助成することにより、民間職業訓練の振興を図ります。
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県立の施設等において、新規学卒者、離転職者、障害者等を対象とし、職業に必要な技能およびこれに関する知識の習得を図るための職業訓練を実施します。また、雇用セーフティネットの一つとして、事業主団体や民間教育訓練機関を活用した職業訓練や、企業実習を取り入れた職業訓練を機動的に実施することで早期就職を促進します。
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モノづくり産業を支える人材を育成するため、各年代層に向けた体験的・実践的な教育プログラムを戦略的に展開するなど、「モノづくり人材育成愛知モデル」を推進します。
また、子供のあこがれや若者の目標となるような優れた技能を持つ方々を「あいち技能マイスター」として認定し、人材育成の様々な場でモノづくり技能の重要性や素晴らしさを広く県民に伝え、技能尊重気運の醸成、モノづくりを担う人材の拡大を図ります。
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