デジタル化の背景・目的
街の空気を彩る緑化スペースを維持するために、剪定などの定期的なお手入れと管理、そして今後に向けたリニューアルのご提案まで。現在弊社が管理している物件は400件以上。物件に応じて頻度は変わりますが、少なくとも年2回以上の剪定を行うため、年間で累計800件以上の現場を取り扱っています。
その経験とノウハウから、コンサルティング・設計や施工を含めたトータルサービスを提供しています。お客様のもとへ定期的に訪問し、剪定などのお手入れをしながら、木々の状態を確認します。必要に応じて、枯れてしまった花壇のリニューアルなど、一歩先のご提案をさせていただくこともございます。私たちは本当に植物が大好きな人が集まった会社です。愛知県瀬戸市を拠点に、造園業におけるすべてのフェーズを一気通貫でご提供いたします。
それを担うスタッフの育成に関しては、旧来からの「背中を見せて育てる」庭師の育成方法では限界があり、自社作成のマニュアルを活用することや、ベテランの動作・工具の扱い方などを動画で伝えることなど、スタッフの教育改革が必須となりました。それを実現するには、あまり大きな投資ではなく、スマートフォンなど簡単なIT環境の整備が当社としてはベストだと判断しました。
また、技術的な教育だけではなく、お客さまへの対応力・営業力を充実して、顧客満足を高める必要もありました。
それと共に「だれでも、いつでも、簡単に」、顧客情報を閲覧し、対象となる物件の写真、過去の管理状態などを活用できる仕組みの構築も課題となっていました。
デジタル活用の概要
社内ポータルサイトにより全ての業務プロセスがアプリ化され、全社で共有されています。受注処理、作業カレンダー、処理報告書、設備貸出管理、顧客カルテなどを自社開発でアプリ化し、社内ポータルとして運用しています。
業務プロセスの一例を下記に示します。
1.管理計画書
お客様からご要望がある箇所や課題点を確認し、管理組合様へのご説明に利用できる管理手法提案書を作成します。
作業報告書
作業後には、着工前と完了時の比較がわかりやすい報告書をご提出いたします。また、管理の意図を文章化してお伝えします。
リニューアル提案書
竣工後数年が経過し、ニーズの変更、イメージアップの為のリニューアル提案書を分かりやすく作成いたします。
2.作業報告書
作業後には、着工前と完了時の比較がわかりやすい報告書をご提出します。また、管理の意図を文章化して伝えます。
3.リニューアル提案書
竣工後数年が経過し、ニーズの変更、イメージアップの為のリニューアル提案書を分かりやすく作成します。