セキュリティお助けマニュアル

【セキュリティ対策のいろは】

社内の状況を把握しよう

a. パソコンは何台ありますか?
(サーバや社用のタブレット、スマートフォンも数えてみてください)

 社内にあるパソコンの台数を数えてみましょう。そのうちネットワークに繋がっているパソコンは何台ありますか?またネットワークに繋がっていないパソコンは何台ありますか?ひょっとすると今は使われていない(電源すら入っていない)パソコンもあるかもしれません。それらを全部数えてみてください。
 また、パソコン以外にもサーバーや社用のタブレット、スマートフォンを使用されている場合はそれらの機器の台数も確認しましょう。

 機器の台数を把握する目的は、セキュリティ対策をしなければならない機器の台数を正確にカウントするためです。例えばウイルス対策ソフトは利用しているパソコン台数分購入する必要がありますが、正確な数が把握できなければソフトウェアを購入する数も決まりません。

 また、今は使われていない機器について、将来的にずっと使わない可能性があれば廃棄するなどの手続きが必要になりますが、 少しでも可能性があればセキュリティ対策の対象となります。もちろん、その機器のオペレーションシステムの種類やバージョンによっては対策できるソフトウェアが無い場合もあります。その場合は他の手段を使ってセキュリティ対策をする、または機器やその機器上で稼動しているプログラムも併せてバージョンアップするなどの検討が必要になってきます。