データファイルのセキュリティは万全ですか?
せっかく電子化したデータもセキュリティ面で脅威にさらされてしまうと多くの問題が発生します。
一口にセキュリティと言っても、何をどういったものから守りたいのかでセキュリティ対策が変わってきます。
●大事なデータをウィルスから守りましょう!
例えば、電子化したデータがウィルスに感染したとします。
ウィルス感染したファイルにアクセスしたユーザーは、
そのファイル経由でPCがウィルスに感染してしまう恐れがあるのです。
こうなってしまうと、ウィルスに感染したデータが外部に流出したり、最悪PCが壊れてしまう可能性もあります。
このケースでは、電子データへのウィルスからの攻撃をしっかりとブロックする仕組みが必要です。
対抗手段は、ウィルス駆除ソフトを各PCやサーバに導入し、外部からの攻撃に備える必要があります。
●機密度の高いデータは閲覧できる人を限定しましょう!
あるいは、幹部以上にしか見せたくない資料があったとします。
セキュリティを何も施していない状態だと、誰でも見れてしまうのです。
このケースでは、個人情報等の機密情報が高いものは、不特定多数から閲覧できてしまうことを防ぎ、
幹部以上の人にしか見れない仕組みが必要です。
対抗手段は、各ファイルごとに閲覧権限を設定し、閲覧できる人を限定する必要があります。
●お使いにPCに絶対設定して欲しいセキュリティ対策!
ウィルス対策ソフトは絶対に導入して下さい。 これは必須項目と言ってもいいくらいメジャーなセキュリティ対策です。 外部からのウィルス攻撃やスパイウェアからPCを保護してくれる機能があります。 代表的なウィルス対策ソフトには以下のようなものがあります。
サーバがあればその配下のローカルPCを一括して監視する機能が有ったりと、 一台一台確認する必要が無いのでとても便利なウィルス対策ソフトです。
保護の有効期間によって値段が違います。 有効期間が切れてもライセンスを購入すれば継続して利用することができます。
新規でPCを購入するとこのノートンのウィルス対策ソフトの体験版が入っていることがあります。
体験版ですので、機能も製品版と比べ劣ります、期間も製品版と比べて短いので注意が必要です。
上でご紹介した二つのソフトと違い、これは無料のソフトです。 Microsoftが提供しているウィルス対策ソフトなので、Windowsと相性が良いです。
無料なので機能も低いのかと言われればそうではなく、企業でも導入されているほど信頼性は高いものです。
ご紹介したようなウィルス対策ソフトを導入していないようでしたら、今すぐインストールしてください!
外部からの攻撃に対する防御が全くなされていない状態となっています。
だからといって複数のウィルス対策ソフトを入れてしまうのもいけません。
それぞれのウィルス対策ソフトが干渉しあって、PCの動作がとても重くなってしまったり、 ウィルス対策ソフトが正常に機能しない可能性があります。
導入するウィルス対策ソフトは、どれか一種類で十分です。
●即実施できるセキュリティ対策!
セキュリティとは何もソフト面だけではありません。
ウィルス対策ソフトを導入してても、PCそのものを盗難されてしまっては元も子もありません。
PC本体を盗難されてしまうと、中のデータも丸ごと持っていかれてしまいます。
これを防ぐために、チェーンロックをすることで、デスクから持っていかれないようにすることができます。
また、デスクから離席する場合は、パスワードロックを行い、他の人がPCを操作することを防ぐこともできます。
簡単なことからセキュリティの対策は十分に可能です。
セキュリティ対策はご紹介したものがすべてではありません。
保護したい項目毎に、対策方法もまた存在するのです。
- ファイルへアクセスした人を特定することができる
- ファイルを誰が、いつ改変、更新したかを特定することができる
- ファイルを暗号化し、外部からの閲覧ができないようにする
etc
それぞれに見合ったセキュリティ方法がありますので、
まずはどういったものを守りたいのか明確にする必要があります。
重要なデータを外部からの脅威からしっかり守りましょう。