4.1 そもそもオンライン会議って何?
「3. テレワークのススメ」でテレワークについて説明しました。
自宅で黙々とテレワークをするのもいいでしょう。だけど何かが足りない。
やはり他の人と直接会話をして業務を行いたいという方も多いでしょう。
「メールやチャットでは認識の食い違いが起こり、本当に伝えたいことを相手に上手く伝えられなかった」、「訪問する時間が確保できずお客様と打合せができなかった」。こうした経験をされた人もいるでしょう。
文面だけでは情報伝達に限界があります。そこで、違う場所にいながらお互いに会話をすることができるオンライン会議の活用が効果的です。
今回はテレワークに欠かせないオンライン会議についてご説明します。
オンライン会議とは最近よく聞きますが、何でしょう?
オンライン会議とはWeb会議とも言い、お互いのデバイスをインターネットに接続して、画面越しに会話をしたり、資料を共有したりすることで会議を行う方法です。
いつでもどこでも気軽に実施することができるため、テレワークが進んでいる昨今、多くの企業でオンライン会議が実施されています。
テレビ会議と同じものと捉える人もいるでしょう。
しかし、テレビ会議は大きな専用機器を会議室などに設置する必要があります。当然気軽に持ち運びはできませんし、高額な機器なので万が一故障でもしたら大変です。
時間や場所に縛られないテレワークを行うにはやはり、オンライン会議が必要不可欠です。
・オンライン会議ツール
オンライン会議を行えるツールはたくさんあります。その中でも特に有名なツールを4つ紹介します。
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Zoom(https://explore.zoom.us/ja/products/meetings/)
最も有名なオンライン会議ツールです。音声や画質が高性能で安定した通信が行えます。 -
Microsoft Teams(https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software)
2.3で紹介した Microsoft 365 が提供するオンライン会議ツールです。
7章で紹介する Office製品との連携をスムーズに行うことができます。
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Google Meet(https://apps.google.com/intl/ja/meet/)
2.3で紹介した Google Workspace で提供されているオンライン会議ツールです。
Gmail や Googleカレンダーなどの Google が提供するツールと連携することでスムーズに業務を行えます。 -
Cisco Webex Meetings(https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/conferencing/webex-meetings/index.html)
ユーザー情報の保護などのセキュリティ対策が優れているオンライン会議ツールです。
データを暗号化することでセキュリティを強化しています。
それぞれの特徴を知り、どれが自社に最適なツールなのか選べるようにしましょう。
4.2では Zoom について、4.3では Microsoft Teams についてより詳しく見ていきます。