DHCPサーバの構築
DHCPサーバの構築
サーバーマネージャーのダッシュボードから、「役割と機能の追加」をクリックし、ウイザードを進めていきます。
サーバーの役割の選択にて、「DHCPサーバー」をチェックします。
この時、静的IPの設定ができていないとメッセージが表示されますので、事前に固定IPの設定を行っておきましょう。
「機能の選択」はそのまま「次へ」をクリックします。
DHCPの案内が表示されますので、「次へ」をクリックします。
「必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動にする」をチェックし、「次へ」をクリックします。文字通り自動的に再起動するので、 自身のタイミングで再起動されたい方はチェックなしで行ってください。
インストールが完了したら、「閉じる」ボタンをクリックします。
構成が必要なので、サーバーマネージャーの「!」マークをクリックし「DHCP構成を完了する」をクリックします。
「説明」がでるので、「次へ」をクリックします。
AD DS から承認を得るための資格情報を入力します。
最初はログインしているユーザが表示されています。
Administratorでログインしていれば、変える必要はないので「コミット」をクリックします。
「承認」操作が完了したら、「閉じる」をクリックします。
サーバーマネージャーの「ツール」-「DHCP」をクリックします。
左ペインで [IPv4] を右クリックし、[新しいスコープ] を選択します。
新しいスコープ ウィザードのウインドウが表示されますので、「次へ」をクリックします。
「スコープ名」を入力します。ここでは、「DHCPサーバスコープ」とします。 わかりやすい名前で保存してください。入力後「次へ」をクリックします。
「IPアドレスの範囲」を設定します。ここでは、クライアントに振り分けるIPアドレスの範囲を指定します。 「開始IPアドレス」、「終了IPアドレス」を入力後「次へ」をクリックします。
ルータなどの機器やサーバーはIPアドレスが変わると運用がしにくいため、あらかじめ固定でIPアドレスを割り当てておきます。 上記のDHCPで割り当てるIPアドレスの範囲内にルータやサーバーなどのIPアドレスを含めないようにしましょう。
運用上、範囲内に含んでしまう場合には、「スコープ」を展開した中の「アドレスプール」を右クリックして、 「除外の追加」をすることにより、特定のIPアドレス範囲(単一のIPアドレスでもよい)をDHCPにより割り振ることがないように設定できます。
「リース期間」の設定を行います。クライアントにIPアドレスを振り分ける際のリース期間(貸し出し期間)を設定します。 IPアドレスの数が足りなくなる等が起こらない限りは、変更する必要はありません。「次へ」をクリックします。
前提条件の問題が無ければ、「インストール」をクリックします。
「今すぐオプションを構成する」を選択し、「次へ」をクリックします。
「IPアドレス」欄にルータのIPアドレスを入力し、「追加」クリックします。 追加された事を確認後「次へ」をクリックします。(構築するネットワークの構成参照)
「親ドメイン」欄にドメイン名を入力します。(構築するネットワークの構成参照)
「サーバー名」に”SERVER”(サーバーに設定した名前)を入力し、「解決」ボタンをクリックします。 「IPアドレス」欄にIPアドレスが表示されます。「追加」ボタンをクリックします。 追加後「次へ」をクリックします。(図は、追加後の画面になります。)
最初から入っていたら、新たに入れる必要はありません
WINSサーバーは構築しない為、そのまま「次へ」をクリックします。 (WINSサーバーを構築する場合は、上記「DNSサーバー」の設定と同じく、サーバー名を入力し「解決」ボタンを使用し、IPアドレスを追加します。
「今すぐアクティブにする」を選択し、「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックします。
一覧にスコープが表示されます。以上で DHCP サーバーの構成は完了です。